122 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 21:16:46.58 ID:K0noaOQgO
翌日

( ^ω^)「……うーん…」

翌朝、ブーンは何かの重圧で目を覚ました。

川 ´兪ル「すー…すー…」

重圧の正体は自分の上でうつ伏せになっているこの女性だった。

( ^ω^)「ぉwww」

自分の体にこの女性の柔らかい胸が押し当てられている。
この感触が得られるならどんなに重くてもかまわない。
…ピザじゃなければ。
いつまでもこうしていたい。
そう思っていたブーンだったが…

( ^ω^)「遅刻はマズいお……起きてくれないかお…」

ブーンの頭の中で卑猥な妄想が渦巻く。
…その時。彼女が目を覚ました。

( ^ω^)「おはようございますお」
川 ゚ ー゚ル「おはよう」
( ^ω^)「はぁ…やっぱり綺麗だお…」
川 ゚ ー゚ル「ほめてもドモホルンリンクルしか出ないわよ」
( ^ω^)「しまった!!声が出てしまっていたお!」
川 ゚ ー゚ル「それより早く支度しなさいよ。遅刻するわよ!」
( ^ω^)「ブヒー!」

 
130 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 22:01:14.47 ID:K0noaOQgO
( ^ω^)「あ、そうだ…シャキンにマンガ持ってこいって脅されてるんだけどどうすればいいかお?」
川 ゚ ー゚ル「非暴力不服従ってカッコいいよねー☆憧れるなー!」
(*^ω^)「いってきますお!」
川 ^ ー^ル「行ってらっしゃーい!」

------------------
(`・ω・´)「おいブーン!マンガ持って来たか?」
( ^ω^)「持ってきてないお」
(`・ω・´)「なぁにぃ〜?」
( ^ω^)「殴りたいのならそうすればいいお。もう僕は暴力に屈したりはしないお!」
(^ω^(⊂(ω・´)「てめぇ!!!」
バキ!!「ごふっ!!」
( ^ω^)「痛いお……」
(`・ω・´)「痛いだろ?これ以上痛い目をみたくなかったら今ここで土下座しろよ」
< `∀´>「待ってよシャキン!ハシゴがないから土下座できないよ!」
(`・ω・´)「お前どこのNASAエイリアンズだ!!」
< `∀´>「え?」
(`・ω・´)「とにかく!謝るか?殴られるか?」
( ^ω^)「僕はお前なんかに謝ったりしないお!!」
((`・ω・´#))「てめぇぇぇ!!!」
('e')「そこまでにしないとバギマくらわすぞい」
(`・ω・´#)「く…」

 
132 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 22:07:39.50 ID:K0noaOQgO
( ^ω^)「いたた…」
ξ゚听)ξ「…か…カッコよかったわよブーン…別人みたい。」
(*^ω^)「…え?」
ξ////)ξ「な…なんでもないわよ!!」
( ^ω^)(うはwwwフラグ発生かおwww?)

('e')「じゃあ宿題を集めるぞぃ」
( ^ω^)(今まではこの瞬間が辛かったけど今は平気だお…)
ξ゚听)ξ「ブーン…あんた今日も宿題やってきたの?」
( ^ω^)「当たり前だお!!」
ξ゚听)ξ「ブーンじゃないみたい…」

('e')「そういや内藤、お前昨日の宿題1/4しかあってなかったぞ」
Σ(;^ω^)「!?」
ξ゚听)ξ「…やっぱブーンはブーンだわ。」

 
136 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 22:18:41.68 ID:K0noaOQgO
( ^ω^)「はぁ……やっぱ人生そううまくいかないお」

帰り道、ブーンはひとりごちた。
いきなり家に美女がやってきて一緒に暮らすことになっただけで幸せだということに彼はまだ気づいていない。

( ^ω^)「今日から筋トレだお…早く帰るお。」

ブーンには一緒に遊ぶ友達がいなかった。
しかし、ブーンはそれを寂しいとは思わなかった。
彼は彼自身の心がカナシミに満ち満ちていることに気づいていなかった。
みんなは大勢いるのに自分はひとりなのが寂しいことに気づいていなかった。

だから、彼には時間がたっぷりあった。
しかし、彼は今までその時間をゲームやマンガなどに費やしてきた。そのため、彼はどんどん堕落していったのだ。

…だが今は違う。管理し、統括する者が現れた。
このことが、後に彼の人生を大きく変えることとなるのだった……

 
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/04/13(木) 22:19:45.48 ID:wzKjIuE/0
できれば>>1のスペックを教えてほしい

 
138 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 22:21:38.29 ID:K0noaOQgO
>>134
彼女は基本的に放任主義なのでブーンが「わからない」というまでマンガ読んでますw

>>133,135
最初の方を教えてもらって残りを分かったつもりになってやった結果
という後付け設定('A`)

 
139 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 22:24:46.51 ID:K0noaOQgO
>>137
攻撃力0守備力0
身長は165くらいかな?体重は45くらい。もやし。メガネ。
童貞そして仮性包茎。足の毛が濃いのが悩みです。

現 在 高 3 受 験 生 ('A`)

 
140 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 22:29:53.90 ID:K0noaOQgO
( ^ω^)「ただいまだお!先生!よろしくお願いしますお!」
川 ゚ ー゚ル「おかえりー」

彼女はワイシャツ一枚でメガネをかけてムチを持っていた。

( ^ω^)「みwなwぎwっwてwきwまwしwたwおw」

川 ゚ ー゚ル「まずは腕立て50回!できたらムチ!」
( ^ω^)「おおおおおおおおお!!!!」

彼女はブーンの性癖が…もとい性格が掴めてきたようである。

 
142 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 22:38:40.81 ID:K0noaOQgO
( ^ω^)「はぁはぁ…50回できたお…ムチくださいお!」
川 ゚ ー゚ルっξ「はいあげる」
ポイッ
( ^ω^)「だまされたお!」
川 ゚ ー゚ル「じゃあもしそのシャキンってやつに勝てたらなんでもしてあげるわ。挿入以外なら」
( ^ω^)「うはwww背筋できないおwww」
川 ゚ ー゚ル「じゃあ次腹筋!」
( ^ω^)「おいす!」
川 ゚ ー゚ル「腹筋と大腿筋は大事よ。フフ…」

 
143 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 22:41:40.70 ID:K0noaOQgO
( ^ω^)「終わりましたお!」
川 ゚ ー゚ル「よしじゃあ次背筋!」
( ^ω^)「できませんお!」
川 ゚ ー゚ル「なぜ!?」
( ^ω^)「もうビンビンでうつ伏せになれませんお!」
川 ゚ ー゚ル「じゃあ抜きなさい!」
( ^ω^)「ちょwww」

 
144 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 22:47:11.72 ID:K0noaOQgO
(;^ω^)「…収まったお」
川 ゚ ー゚ル「よしじゃあ背筋!」
(;^ω^)「おいす!」


(;^ω^)「終わりましたお!」
川 ゚ ー゚ル「よし!じゃあ5分休憩の後もう1セット!」
(;^ω^)「はいお!」

20分後
(;^ω^)「はぁ…はぁ…疲れたお…」
川 ゚ ー゚ル「明日からは勉強→筋トレの順にしたほうが良さそうね…」

 
154 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 23:16:21.80 ID:K0noaOQgO
翌日。

( ^ω^)「おはおー!」

その日はいつもと違った。
みんなのブーンを見る目が違うのだ。

( ^ω^)「?みんなどーしたんだお?…まぁいいお。」

実はクラスメートは全員シャキンにブーンを無視するように言われていた。
"ブーンに話しかけた場合は殴る"という脅し付きで。
殴って効かないなら精神的に攻撃しようと考えたのである。

…だがここで一つの誤算があった。

ブ ー ン に 話 し か け る 生 徒 な ど も と か ら い な か っ た の で あ る 。


……ただ一人の女生徒を除いては。

 
158 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 23:27:32.84 ID:K0noaOQgO
昼休み。
ツンはブーンを屋上に呼び出した。

(*^ω^)「こ……こんなとこに呼び出してどうしたお?」

ブーンはもしかしたら告白されるんじゃないかという淡い妄想(と書いて"きたい"と読む)を抱いていた。
しかし、そんなブーンにツンの口から告げられたのは、愛の告白ではなく衝撃の真実だった。

( ^ω^)「ほ、本当かお!?」
ξ゚听)ξ「ええ、今言ったことは全部本当よ。」
( ^ω^)「じゃあ僕と一緒にいたらマズいお!」
ξ゚听)ξ「え…?」
( ^ω^)「急いで教室に戻るお!もし僕と一緒にいることがバレたらツンが…」
ξ*゚听)ξ「ぶ…ブーン…」
( ^ω^)「僕はいくら殴られてもいいお!でもツンが殴られるのはダメだお!」
ξ////)ξ「あ…あんた、自分が今何言ってるか…」
( ^ω^)「いいから戻るお!」
ξ*゚听)ξ「…う……うん…」

少したじろいだ後ツンは走り去った。

しかし……

壁|∀´>「見ちゃったもんねぇ〜………」

 
161 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 23:33:51.71 ID:K0noaOQgO
('e')「じゃあ授業を始めるぞぃ」

何事もなかったかのようにその日の午後の授業が始まった。

('e')「そういえば内藤、お前昨日の宿題は頑張ったな。半分も正解してたぞ。」
( ^ω^)「本当ですかお!」
ξ゚听)ξ「…ゃっ…」

ツンは昨日と同じようにブーンに話しかけようとしたが、声が途中で止まった。
今はブーンに話しかけることはできない。

( ^ω^)「やったおツン!半分も正解したお!」
ξ゚听)ξ「………」

ブーンはあえてツンに話しかけ、自分を無視させた。
こうすればツンが疑われなくて済むと考えたのだ。

( ^ω^)「……どうしたんだお…」
ξ゚听)ξ(ごめんね、ブーン……)

しかし、彼の作戦など初めから何の意味もなかった。

 
165 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 23:45:37.19 ID:K0noaOQgO
放課後。

(`・ω・´)「おいツン。話しがあるんだけどいいか?」
ξ゚听)ξ「な、何よ!!」
< `∀´>「実はさ、僕見ちゃったんだよね。キミがブーンに全部話してるところを。」
ξ゚听)ξ「!!!!」
(`・ω・´)「ちょっとこい!!!」

シャキンはツンの腕を強引に引っ張った。

ξ゚听)ξ「やだ!離してよ!!」

しかしツンの抵抗もむなしく、彼女は廃墟に連れてこられてしまった。

 
169 ◆/MTtOoYAfo :2006/04/13(木) 23:53:20.82 ID:K0noaOQgO
ξ゚听)ξ「こんなところに連れ込んで何するつもりよ!」
(`・ω・´)「わかってるだろ?」
ξ゚听)ξ「わかんないわよ!」
(`・ω・´)「コレを見てもか?」

シャキンはズボンを下ろし、いきり立った自分のモノを見せつけた。

ξ゚听)ξ「い、いやぁぁぁぁ!!!!」
(`・ω・´)「/lァ/lァ 」
ξ゚听)ξ「いや…誰か…!誰か助けて!!」
(`・ω・´)「さぁ!」

シャキンの手がツンのスカートにかかった。

……その時だった。

 
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