76 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 22:18:22.01 ID:s0DpZTui0
( ><)「さkldfじゃdl!!」
手を掴む。
輝く光の方へ。
飛び出した。
( ^ω^)「やったお!!!」
( ´∀`)「やたああああああああ!!」
( ><)「あ・・・・ありがとうです・・・・。」
涙目で彼が言う。
('A`)「眼鏡。。教祖様とかいうヤツのところへ。連れて行ってくれ。」
「はい・・・。誰も入れたことのない・・・秘密の部屋ですね・・・。」
倒れた兄者、撃たれたクーを背に5人は歩を進めた。
「ここです・・・。」
( ><)「とうとう・・・きましたね・・・。」
( ´∀`)「で・・・どうやって現場を押さえるか・・・だ。もうここまできたら悪徳宗教。今日で終わらせようぜ。」
('A`)「マイクとカメラは持ってきたが・・・難しいな・・・・。もう、捕まえられなくていいからボコボコにするか。」
「っていうよりは・・・あそこにいた兄者って人を捕まえて証人にすればいいのでは?クーの事も私は殺してません。動けなくしただけです。私も証人にはなりますが人数が多いほうがいいと・・・。」
女性が冷静な判断を出す。
( ^ω^)「それだお。じゃあ、僕とドクオで中に入ってカメラで写真取り捲るお。なにかの証拠になるかもしれないお。」
「じゃあ・・・私達三人でクーと兄者って人を捕まえてきましょう。」
そして、ブーン、ドクオ以外の3人は兄者たちの元へ向かった。
捕まえて証人にするため。
79 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 22:23:13.91 ID:s0DpZTui0
('A`)「よし、いくぞ。ブーン。」
( ^ω^)「おお。」
―ガチャ
ドアを開ける。
( ゚д゚ )「・・・な、なんだお前達は!?」
( ゚∀゚)「ここは、私、教祖以外入ってはいけない部屋だぞ!!!!!それにこの時間、糞信者共ははれないはず・・・・。」
( ゚д゚ )「・・・どういうことですか?」
('A`)「どーも、こーも。お前らの悪事を暴きに来たんだよ。」
( ^ω^)「タイーホだお。」
―パシャパシャ
( ゚д゚ )「け、警視総監であるワシの顔を撮るな!!」
不適な笑みを浮かべながらドクオが言う。
('A`)「だって証拠。」
85 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 22:29:44.75 ID:s0DpZTui0
( ゚∀゚)「ふ・・・ふ・・・フハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
教祖は突然笑い出す。
( ゚∀゚)「・・・・・・・いいだろう。十分私の人生は楽しんだ。」
('A`)「何笑ってやがる?ツン達はどこだ?」
( ゚∀゚)「さぁな。それより、自分達の命を気にしたらどうだ?」
('A`)「?」
―ピ
何かスイッチが押される音がした。
―バアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!
爆発。
―バアアアアアアアアアアアアアアアアン!!
爆発。
―バアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!
爆発。
ヤマダオルタ教本部が爆発していった。
90 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 22:39:35.18 ID:s0DpZTui0
('A`)「ど、どういうことだ!?」
( ^ω^)「ツ、ツンはどこだお!!!!」
( ゚д゚ )「・・・きょ、教祖・・・?何をしている?」
( ゚∀゚)「これこそが俺の望んだゲームさ!!生き残りを賭けてのな!!全国民で試したかったが・・・そうはいかないなら、俺が自ら参加してやろうじゃないか!!」
教祖は狂ったように話しはじめる。
(
゚∀゚)「そうさ、ナイフを広めたのも山田オルタ教である糞イッケーを利用してだ。そして、通り魔の恐ろしさを世間に広めて護身用の為にもナイフを持とうという認識を国民に持たせた。」
( ^ω^)「・・・。そんな事の為に・・・関係ない人たちを傷つけたのかお?」
( ゚∀゚)「ああそうさ。その恐怖が故に国民はナイフを離さなくなる!警視総監であるコイツに金を渡しておけば、圧力をかけて、ナイフなどの規制を緩められるしな!!」
( ^ω^)「いい加減にしろお・・・お前のゲームの設定に僕たちは脅えされてたのかお?」
(
゚∀゚)「本当は、最後に国民全員が人を信用できなくなるまで追い詰めたかった・・・。そして、最後にはナイフで国民生き残りゲームをしたかったが・・・無理のようだ。」
人生はゲームじゃない。
そんな事を誰かが言っていた気がする。
胸に手を当てればわかる。
心臓が動いてること。
終わりに近づいていること。
生きていること。
97 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 22:46:24.96 ID:s0DpZTui0
('A`)「今のばっちりマイクにとった。ここでとりあえず、録音はやめる。早く逃げるぞ!」
( ^ω^)「僕はツンを探すお。」
('A`)「・・・じゃあ、俺は眼鏡達の様子見てくる。おまえらは勝手にしやがれ。あ、でも証人?」
( ゚д゚ )「わ・・・ワタシは逃がして・・・・。」
( ゚∀゚)「おっと・・・逃げるなよ。」
教祖がドアの前に立つ。
( ゚∀゚)「生き残りゲームと言ったろう?ワシを殺してみろ。この偽善者共。」
部屋が熱くなってきている。
('A`)「おめぇ・・・。」
( ^ω^)「ここは・・・僕にやらせてくれお。」
―ガンっ。
鍛え上げたブーンの拳が教祖の顔面にぶち込まれる。
( ゚∀゚)「hがgdsf;」
―ガンッ。
「いい加減にしろお。人を何だと思ってるんだお?生きてる証を残すためにみんな必死に頑張ってるんだお!!!」
社会の下で必死に頑張ってる
僕らの叫び。
105 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 22:57:20.60 ID:s0DpZTui0
( ゚∀゚)「が・・・は・・・・。」
( ゚д゚ )「ひいいいいいいいいいい!!」
警視総監と呼ばれる人物はドアが開いた瞬間飛び出していった。
('A`)「じゃあ、俺は眼鏡達の様子を見てくる。つかこの教祖も証人だな・・・背負うか・・・・。」
ドクオが教祖を背負う。
( ^ω^)「じゃあ、僕はツン達を探してくるお。」
―ドクオ
('A`)「お、おい!!みんなしっかりしろ!!」
燃え上がる炎の中・・・3人は銃で撃たれて倒れていた。
「ド・・・・・クオ・・・・さん?」
('A`)「眼鏡・・・。おい、たて!!」
「あなたのこと・・・・好きに・・・なっちゃいました・・・・みんな・・・・必死で生きてるんですよね?・・・・私も最後は・・・必死で頑張りましたよ。」
女性はドクオににっこりと微笑む。瞳からゆっくりと涙が落ちる。
('A`)「おいおい・・・・・・。」
「私は・・・・ここにおいてください・・・いくらなんでも四人を担ぐのは無理です・・・・。」
「ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
無情。
―ブーン
( ^ω^)「ツン・・・みつけたお・・・・ほかに拉致されてるみんなはどこだお?」
「解放したよ。ツン以外は。」
兄者。
114 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 23:08:12.68 ID:s0DpZTui0
( ´_ゝ`)「ふ。最後は愛しき人との最後を遅らせてやろうと思ってね。」
ツンは十字架に鎖で縛られている。
( ^ω^)「・・・・・・。兄者・・・お前・・・そんなヤツだったかお?」
( ´_ゝ`)「もう信じていた宗教がこんな有様だ。こんな風にした元凶であるお前に最大の苦しみを味合わせたくてな。」
ξ゚听)ξ「・・・ブーン?ここは?」
寝たいた様子のツンが目覚める。
( ´_ゝ`)「さぁ・・・て。死へのカウントダウンのはじまりだ。」
兄者がブーンに銃を構える。
ξ゚听)ξ「や、やめてぇえええええええええええ!!」
( ´_ゝ`)「動けば、撃つ。」
ξ゚听)ξ「やめて・・・・・ブーン・・・・死なないで・・・・・。」
( ^ω^)「僕は約束したお。ツンと一緒にこの人生を生きた証を残すって。だからなにがあっても死ねないお。」
君と共に生きている証を。
ブーンは兄者の方へ向かって走った。
( ´_ゝ`)「死にたいか?」
―バンっ!
( ^ω^)「修行した僕にとっては痛くもかゆくもないお!!!!」
殴った。
目の前にいる兄者という壁を。
悪夢を。
この現実を・・・ぶち壊せ。
125 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 23:15:30.25 ID:s0DpZTui0
( ´_ゝ`)「があsdf・あsd・・・・。」
兄者が倒れる。こんどは気絶したみたいだ。
( ^ω^)「はあ・・・・はあ・・・銃弾・・・・当たっちゃったお・・・・・。」
ブーンの胸から血が流れる。
ξ゚听)ξ「ブ、ブーン!!」
( ^ω^)「はぁはぁはぁ・・・・。」
兄者のポケットから鍵を取り出しツンが縛られている鎖の南京錠の鍵をはずす。
( ^ω^)「はぁはぁ・・・数が多いお・・・本当に・・・なにもできなくて・・・ごめんだお・・・。」
なにもできなくてごめん。
なにも言えなくてごめん。
なにも伝えられなくて。
ξ゚听)ξ「そ・・・そんなこと言われても・・・・わ、わからないわよっ!!」
( ^ω^)「うっ。。。僕が死んでも・・・新しい恋人を探すんだお・・・・。」
ブーンの瞳からは涙が零れ落ちる。
守るべきは目の前の君。
南京錠がすべてはずれ、ブーンはそこで意識を失った。
139 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 23:21:11.53 ID:s0DpZTui0
ξ゚听)ξ「ねぇ・・・?ブーン?おきて?起きてよ!!!」
燃え盛る炎。
ξ゚听)ξ「ここで終わるなんておかしいよね?ね?あたし達これから楽しく2人一緒に人生歩くんでしょ?」
落ちてゆく涙。
君が好きだから。
泣いても、笑っても、人生進んでゆける。
僕らの出逢いは・・・
無駄じゃなかったよね?
この想い・・・
届いてかな?
ねぇ、とどいt―――
158 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 23:33:01.52 ID:s0DpZTui0
( ゚д゚ )「は、早く逃げなければ・・・。」
警視総監と呼ばれる男は本部から抜けでて外にいた。外には救急車や警察で一杯だ。顔をジャケットで隠している。
「あれ?警視総監ですよね。ご同行お願いします。ドクオという男性がテープと写真を証拠に持っていましたよ。」
渋顔の男が警視総監に言う。
( ゚д゚ )「まさか・・・・こんなはずじゃあ・・・・なかった・・・・。」
「しかし・・・あのドクオって人すごいですね。レスキュー隊が入る前に3人背負ってくるんですもん。消防隊員とかになったほうがいいですよ。絶対。」
青年が言う。
「まぁ、これで一見落着・・・か。酷いもんだな世の中。」
渋顔の男が言う
信じれるもの。必死で探さなきゃな。
「・・・そうですね・・・これから日本中が本当のパニックですよ。」
「そうだな。俺達のがんばり所だ。そういえば、皇民党事件調べたか?」
「調べましたよ。あ、ほら警官達が来ましたよ。」
青年がちょっと疲れ果てた感じで・・・それでも元気を搾り出して言った。
160 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 23:36:21.33 ID:s0DpZTui0
〜エピローグ〜
―数週間後。
('A`)「・・・眼鏡のやつ・・・最後まで名前聞けなかったぜ。」
ドクオはお墓の前にいた。墓の前には1つの花束。
彼女はこの世を去った。
最後にドクオに笑みを見せて。
―病院
(´・ω・`)「ほら、もうちょっとだ!頑張れ!」
(*゚ー゚)「言われなくてもできるってww」
しぃは病院の廊下の手すりに捕まって歩く練習をしていた。
もう少し。
その一歩が未来へと続いている。
がんばれ。
161 名前:1(´・ω・`) ◆XTkLTDNHHY [] 投稿日:2006/04/26(水) 23:40:43.42 ID:s0DpZTui0
ξ゚听)ξ「ったく・・・悪運強いのね。」
( ^ω^)「ツンが僕を背負うとかアリエナサスwwww普通映画とかだと男が女を背負うんだおww」
ξ゚听)ξ「まぁ死ぬ気になりゃなんでもできるのよ。兄者もレスキュー隊に助けられてちょっと微妙。」
( ^ω^)「犠牲が少ないだけで十分だお。そういえば、チキンラーメン食いたいから作ってくれお。卵はまぜまぜで。」
ξ゚听)ξ「ったく・・・しょうがないわね。」
ツンはチキンラーメンを取り出し、冷蔵庫から卵を取り出す。
―カツン
ξ゚听)ξ「え?」
卵の中から・・・
指輪?
( ^ω^)「そういうことだお。僕と共に生きている証を残してくれお。アルバムとか、ビデオとか・・・。たくさん残していこうお!!」
ξ゚听)ξ「ちょっと・・・ブーン・・・。」
ツンの目から嬉し涙が落ちる。
でも気になることがあった。
ξ゚听)ξ「どうやって卵の中に指輪いれたのよ?」
( ^ω^)「え・・・いや・・・内緒だおwww」
ξ゚听)ξ「ちょっと教えなさいよ!!」
生きている証を残していこう。
ほら、今すぐ立ち上がって。
ブーンが生きている証を残すようです 終