916 :とりあえず書き込んでみる :2006/03/09(木) 20:18:45.09 ID:b+wjxdqn0

アナザーストーリー「道具屋ブーンと伝説の剣だお」




夜も遅く、僕はひとり店のレジ締めをしていたんだお。
そのときショーウィンドウのガラス越しに、見慣れた顔があったお。


( ^ω^)「ドクオさんじゃないですか、こんばんはですお」
相手はドクオさんだったお。でも、顔色が悪いことにブーンは気がついたお。

(;^ω^)「大丈夫ですかお、すぐに薬草を持ってきますお」
('A`)「いや、大丈夫だ。それより、ちょっと表に出ろ」
(;^ω^)「??」

僕はドクオに言われるがまま、着のみ着のまま外へ出たお。
('A`)「目をつぶれ、息を止めろ!」
(;^ω^)「あ、いや・・」
('A`)「ルーラ!!」
けたたましい音と共に、僕たちは星の間を飛んで行ったんだお。
それが今回で最後の冒険になるとは、僕もまだ知る由もなかったんだお。


917 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/09(木) 20:19:20.64 ID:b+wjxdqn0

( ^ω^)「すごいお、色んな町の上を飛んでいくお。人がゴミのようだお。」
('A`)「お前に今から案内する所がある。毒の沼の洞窟だ」
( ^ω^)「え・・、あそこの毒は危険で有名だお。
養老の滝の水を持っていかないと傷がふさがらなくなるお。」
('A`)「ああ。あの毒の沼を泳いで、地下道に入る。」
(;^ω^)「おまww気でも狂ったかお」
('A`)「お前の父親に、会いたくないか?」
( ^ω^)「・・!!!」

僕たちは毒の沼地に辿り着いたんだお。
なぜか洞窟のまえで、フサギコさんを陣頭とした騎士団が、たいまつを燃やしてキャンプを組んでいたお。
ドクオさんは何も言わずにゴムボートに乗っていくお。
走って追いかけて、僕も乗り込んだんだお。

(;^ω^)「ドクオさん、いったい何をする気なんですか?」
('A`)「ゾンビを退治するのさ。それにはお前の力が必要だ」

ちょうどそのとき、遠くからフサギコ騎士団長が見えたんだお。
ドクオさんのたいまつの合図で、フサギコさんから不思議な白い霧が出てきたんだお。
な、なんだあれ・・。空から流れ星どんどん降ってきてこっちに近づいてくるお!!


918 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/09(木) 20:19:45.90 ID:b+wjxdqn0

('A`)「ホーリーとはな・・。やはりあいつの力は衰えていなかったか。
ならばこっちは!!!」

ボートから空高く飛んでいくドクオさんは、星に向かっていったんだお。
あれ、なんだかドクオさん以外の人たちがいるお。
誰だろう、顔は人間でも体は・・ あれはなんなんだお。
ああー 星を切り刻んでるお。あれは人間技じゃないお・・。
切り刻まれた星のかけらが、次々と毒沼めがけておちていくお。

「ブーン!!飛べ!!!」

なんだか声がするお。うわぁ、僕宙に浮いてるお。
えええ、落ちていく星のかけらが、毒の水を縦に割って、地面が見えているお。
毒の水の柱がいたるところにできていくお。
な、あの穴はなんだお。毒沼洞窟の地下水路に、階段があるお。
僕は何かの意思で、階段の中に吸い込まれていったんだお。

「おい、ブーン、聞こえるか」
気がつくと、ジョルジュがそこに立っていたお。


920 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/09(木) 20:20:21.67 ID:b+wjxdqn0

( ゚∀゚)「気がついたかブーン」
(;^ω^)「これはなんだお。外ではフサギコ騎士団長とドクオさんが戦ってたお。
大体なんでここにジョルジュがいるお。7章までのフラグはどこへ亜wせdrftgyふじこlp;@」
( ゚∀゚)「ブーン、隠していてごめんな。フサギコ騎士団長とドクオさんは、わざと戦って同士討ちを始めたんだ。」
(;^ω^)「それ何てエロゲだお」
( ゚∀゚)「例のゾンビどもを誘き出すのに、この場所を選んだらしいんだ。なぜかは俺も知らない。
団長たちがぶつかり合うエネルギーで、毒の沼地を干からびにして、俺たちを閉じ込めたんだ。」
(;^ω^)「ど、どうしてくれるお。僕は一般人だお。そんなゾンビのいる洞窟なんて・・」
( ゚∀゚)「大丈夫、この洞窟の上にしかゾンビはいない。しかも毒沼には特殊なバリアが仕掛けてあって、
向こうも手出しは出来ないらしい。死せる刻の箱を使ってなんたら・・とか。」
(;^ω^)「一応分かったお。おいらたちは安心なんだお。とりあえずこれからどうすればいいお。」
( ゚∀゚)「団長が言うには、この部屋にある剣を抜けって。あ、そうアレだアレ。」

ジョルジュが指差したのは、青い色をした剣だった。暗闇の洞窟でギラギラと光っている。
( ^ω^)「なんだかよく分からないけど・・ 鑑定してみるお。」
( ゚∀゚)「頼むぜ」
( ^ω^)「こ、これはブルーメタルの剣だお。こんな旧世界まがいの剣初めて見るお。
この刻印といい、間違いないお。ただ・・」
( ゚∀゚)「ただ?」
(;^ω^)「柄の部分に新鮮な血がついてるお・・。人を斬って三日も経たないぐらいの色だお。」
( ゚∀゚)「誰か使った奴がいたってことか・・。
とりあえずブーン、お前は剣を運んでくれ。俺はツタワリ草を使って団長に知らせてみる。」
( ^ω^)「わかったお」


921 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/03/09(木) 20:21:11.72 ID:b+wjxdqn0

ブーンが剣を引き抜くと、青く不気味に輝く刃がその全貌を現した。












ここまで書いた。あと誰か適当に補間しちくりw

 

 

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