1 名前:愛のVIP戦士[]
投稿日:2007/03/11(日) 17:32:23.71 ID:L3R4DwPl0
- ダメ男が書く、gdgd感たっぷりのお話です。
んで、簡単な紹介の後、皆様からお題を頂きたいと思っています。
その時は是非何か頂けると素直に喜びます。
では、くだらないお話ですが、ご参加いただける方は宜しくお願いいたします。
2 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/11(日) 17:34:24.22
ID:L3R4DwPl0
朝。
暗い部屋に明りが一つ。
カーテンを開くと同時に、さらに強い光が部屋を包む。
('A`) うぇ…っと…。
俺の名前は坂下毒男。
皆からはドクオと呼ばれている、クールでイケてる高校2年生だ。
大金持ちの両親は2年前に家族旅行中、交通事故で他界した。
俺はというと、奇跡的にも軽傷で済み、残された遺産でのんびり暮らしている。
('A`) ジャクム3連戦とかねーよ…
正直、ネトゲのやりすぎで体中ダルい。
今日は月曜日、学校だというのにダルい。
私生活はお察しの通りダラダラだ。
休日は起きる、喰う、寝る、PCの4つしか行動選択肢がない。
将来は遺産に頼るニート確定だ。
…そんな俺だが、学校は休んでいない。
いや、休めない。
('A`) 今日は何て言えば休めr
「ドクオォオォォッ!早くしろ、遅刻するぞ!!」
(;'A`) 糞、今日も行くしかねぇか…
3 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/11(日) 17:37:51.79
ID:L3R4DwPl0
- 渋々と階段を下り、1階に到着。
「よし、いいぞ」と外に声を送る。
その途端、外から聞こえる大声が急に止む。
来い。スタート体勢はバッチリだ。
さぁ、今日は…何分だ?
「3分間待ってやろう、遅れたら…」
3分。180秒。
この間に俺は制服に着替え、顔を洗い、歯を磨き、カバンを持って家を出なければ行けない。
「3分」と聞こえた瞬間、俺は家の中を疾風の如く動き始めた。
遅れた時の事など聞いている余裕は無い。
というか、聞きたくない。
俺は無我夢中で家を駆けずり回った。
2分…48…49…50…51…52…53…5
勢いよくドアが開く。
(;'A`) はぁいセェェェッフ!!!
川 ゚ -゚) 遅いぞ馬鹿者。
('A`) ちょっとバルキスの定理が分かりかけててな。
川 ゚ ー゚) 数学18点のお前がか?
(;'A`) ごめんなさいネトゲです。
5 名前:愛のVIP戦士[]
投稿日:2007/03/11(日) 17:40:51.73 ID:L3R4DwPl0
川 ゚ ー゚) いつも通り、だな。
こいつが俺を毎朝苦しめる女。
長崎空子。通称クー。
頭がよく、日本一の黒髪美人と言える。というか、俺が保証する。
運動神経もよく、生徒会長。要するに、優等生タイプだ。
一つだけ、皆の期待を裏切るとすれば…。
俺と付き合っている、という点だろう。
('A`) 学校たりーよー…
川 ゚ -゚) そう言うな、学校は楽しい所だぞ?
('A`) 楽しい奴は楽しいけどよー…。やっぱかったりぃよ。
川 ゚ -゚) 勉強を楽しめるようになれば良いのだがな。
('A`) 無理無理、俺にはMMOしかねーよ。
二人並んで会話をする、青春登校風景。
皆の視線は俺達に釘付け。
大体の視線は「あの人きれーい!」と、「え、誰だよアイツwww」の2種類だ。
自分で言うのも何だが、ここまで不釣合いなカップルも珍しい。
ので、情けないとは思うが、俺はこういう視線に納得してしまうのだ。
6 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/03/11(日) 17:43:56.34
ID:L3R4DwPl0
校門の前まで来ると、クーがいつもの一言。
川 ゚ ー゚) さぁ、今日も一日頑張らないとな。
('A`) はいはい…
でもまぁ何だかんだ言っても、今の暮らしはとても楽しい。
クーと付き合うようになってから楽しい事が尽きない。
その点、クーには凄く感謝している。
楽しい事が多くなると自然に性格も明るくなり、友達が増える。
その友達が皆良い奴らで、また楽しくなる。
クーには感謝してもしきれないくらい恩があるんだ。
そう、これからも沢山の出来事があるに違いない。
悲惨な事がおきても…なーに、返って免疫力がつく!
さぁ、騒がしい日々の始まりだ!
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