7 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:25:47.03 ID:3m669eBH0
(,,゚Д゚)「やべえ、すっかり遅くなっちまった…」

 いま自宅を目指して全力疾走している俺は、交番勤務のごく一般的なお巡りさん。
 強いて違うところを挙げるとすれば、他人に知られたら死ぬしかないような秘密があるってことかな?
 名前はフサ田ギコ。
 そんなわけで親が遺してくれた一軒家に帰ってきたのだ。

(,,゚Д゚)「ただいまだ! ゴルァ!!」
(*゚ー゚)「……」

 ふと見ると玄関に一人の幼女が座っていた。
 うほっ いいょぅι゛ょ
 そう思っていると突然その幼女はオレの見ている前でスカートを脱ぎ始めたのだ…!

(,;゚Д゚)「ちょ、ちょっと待て、しぃ!」
(*゚ー゚)「 や ら な い か 」
(,;゚Д゚)「そういう事やっちゃダメだって……アッー!!」

 抵抗してみるものの、彼女の手は蛇のように巻きついてくる。
 くすぐったさに力が抜ける。
 首筋と耳元、すっかり俺の弱点を知っていらっしゃる……

(*゚ー゚)「ギコ♪」
(,;゚Д゚)「うあ…あ…」

 無邪気な笑顔。
 そのくせ、赤みの差した白い喉が、異常なまでに色っぽい。

(*゚ー゚)「ねえ、だっこ」
(,;゚Д゚)「あ、ああ」
8 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2006/06/30(金) 20:25:49.19 ID:YcwGD9NZ0
kskst
9 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:26:20.15 ID:3m669eBH0
 理性がブッ飛んだ。俺は、反射的に彼女を抱いた。
 細い、折れそうに細いフトモモを、狂ったように撫で上げる。
 Tシャツを捲くりあげ、ほとんど膨らんですらいない乳首に舌を這わす。

(*゚ー゚)「んっ…あっ、あはぁっ♪」

 しぃが楽しげな声をあげた。
 彼女も俺の体を撫で返してくる。

 こんなことを、警官が未成年者とセックスしてるなんてことを、人に知られたら。
 俺は即座にブタ箱逝き。人生オワタ\(^o^)/になること間違いない。
 そう。これが俺の『死ぬしかない』秘密だ。


 1時間後。俺は自己嫌悪に苦しみながら、缶チューハイをあおっていた。
 あんまり酒は得意じゃない。でも、とてもシラフじゃいられなかった。

(,;゚Д゚)(うわー、またヤッちまったー)
(*゚ー゚)「すー…すー…」

 しぃはソファーで寝息を立てている。
 眠っている姿だけは歳相応の子供ってカンジで、なぜだか安心する。

(,,゚Д゚)(安心? なに安心してんだゴルァ!!)

 ついさっき、あんなことをしたばかりだって言うのに。
 ほら。その証拠にゴミ箱にはチリ紙が山盛りじゃないか。
 彼女の体を覆うタオルケットを引き剥がせば、拭きとれていない汚れが見えるんだろう。

(,,゚Д゚)(起きたらシャワー浴びせてやらねーと…)
10 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:27:13.67 ID:3m669eBH0
 そこまで考えて、また憂鬱になる。
 風呂場で裸になったら、またヤッてしまう気がしたからだ。
 やけっぱちで缶チューハイをあおった。
 アルコールと一緒に、この苦い気持ちも流し込んでしまいたかった。


 翌朝。

(,,゚Д゚)「おはよーございまーす」
( ^ω^)「お。おはようだお、ギコ巡査」

 俺が交番に出勤するとブーン巡査部長が書類を整理していた。
 もう制服に着替えているところを見ると、よほど早くついたらしい。

(,,゚Д゚)「あれ。随分お早いですね、ブーン部長」
(#^ω^)ビキビキ「子供がバス遠足で、朝の5時から起きてやがったんだお」
(,,゚Д゚)「それは災難で」
(;^ω^)「あれを預かってくれる学校って、すごくありがたいお」

 そうでしょうねぇ……わかります、その気持ち。
 俺はちょっとだけ部長に同情した。
 奥で制服に着替え、タイムカードを押す。
 それから日課である掃除をすべく、ほうきを取り出した。

( ^ω^)「あ、掃除はもう終わってるお」
(,;゚Д゚)「! すみません!」
( ^ω^)「気にすんなって。あ、お茶いれてほしいお」
(,,゚Д゚)「はい」
12 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:27:37.35 ID:3m669eBH0
 ポットには、もう熱湯が入っていた。
 おそらく部長が沸かしたんだろう。
 ここまでされると恐縮するばかりである。

( ^ω^)「たまたま朝早かったんで、気がむいただけだお?」
(,,゚Д゚)「あざーっす」
( -ω-)「ズズー」

 部長は、さも美味そうに安い番茶をすすった。

( -ω-)「はぁ、クソガキめ……家庭より職場が落ち着くってのは考え物だお……」
(,,゚Д゚)「あはははは、そうかも知れませんね」
( -ω-)「ギコくん、子供は好きかお?」
(,;゚Д゚)「え」

 一瞬、しぃの顔がよぎって言葉に詰まる。
(*゚ー゚)『ねえ、だっこ』
 ちがう! 好きだけど、そういう好きじゃあなくて…
 俺が黙っていると、部長はとびきりの笑顔を向けてきた。

( ^ω^)「ふふふ。君はまだ子供なんて考える年齢じゃないお?」
(,,゚Д゚)「あ、はい。そんな所です…」
( *^ω^)「そう。ってことは、子作りのお相手がいるお?」
(,,゚Д゚)「!!」

 やられた。

( *^ω^)「照れるな若者。婚前交渉を否定するほど野暮じゃないお?」

 そうじゃなくて。いや、そうだけれど、でも、そうじゃなくて!
13 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:28:07.80 ID:3m669eBH0
( *^ω^)「ま、アレだ。ちゃんと仕事してくれれば、何の文句も無いお」
(,,゚Д゚)「はい。あの、時間なんでパトロール行ってきます」
( *^ω^)「うん、いってらっしゃい」

 自転車をひっ掴み、俺は朝の町へと走り出した。
 まずい。あのキレモノ部長を相手に、どこまで隠せるだろう?
 今はまだいいけれど、いつか大変なことになる気がした。


(,,゚Д゚)「ただいまー」
(*゚ー゚)「……」

 帰ってくると、しぃは黙ってリビングに居た。
 今朝が今朝だけに心配だったので、ちょっと安心する。

==============================

(*゚ー゚)『ねえ』

 出勤前、体を洗ってやろうとすると、彼女は案の定俺を求めてきた。

(*゚ー゚)『だっこ』
(,,゚Д゚)『待てゴルァ!! 体を洗えゴルァ!!』
(*゚ー゚)『?』

 不思議そうな顔をされる。
 参った。また日本語が通じていない。
 俺はスポンジを手にとり、背中と手足を洗ってやった。

(*゚ー゚)『〜♪』
15 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:30:57.50 ID:3m669eBH0
 しぃは黙って、されるがままになっていた。

(,,゚Д゚)『ほれ、あとは自分で洗え』
(*゚ー゚)『?』

 彼女の手にスポンジを押し付ける。
 胴体、特に胸と股間を洗うのは気がひけた。

(*゚ー゚)『!』
(,,゚Д゚)『え?』

 彼女は、いきなり俺に抱きついてきた。
 石鹸の泡を押し付けてくる。

(,,゚Д゚)『ちょwww待wwwwwww』
(*゚ー゚)『あは♪』

 くそ、こんなことしてる場合じゃない。出勤時間が近づいてくる。

(,,゚Д゚)『貸せゴルァ!!』
(*゚ー゚)『きゃ! ……あっ』

 俺はスポンジを奪い取った。
 かすかなデコボコを力任せに乗り越えて、胸〜腹を洗い流す。
 乳首にスポンジが引っかかり、彼女はかすかに吐息を漏らした。
 次は股間。
 腰を浮かせてくれるので、こっちのほうが、すんなり洗うことができた。
 かえって拍子抜けする……って、そんな場合じゃない! 時間が!

(,,゚Д゚)『シャンプーハットだッ!』
17 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:31:44.71 ID:3m669eBH0
(*゚ー゚)『? ……ひゃ!』

 長い髪の毛をガシガシ洗う。
 シャワーで流して、タオルで拭いて、いっちょうあがりだ!

(,,゚Д゚)『じゃあ行ってくるぞゴルァ!!』
(*゚ー゚)『……』

 泡だらけの服を洗濯機に放り込み、俺は玄関に立った。
 風呂でサッパリしただろうに、しぃは不機嫌そうだった。
 そして突然、大声で泣き始めた。

(*;ー;)『うわああああん!!』
(,;゚Д゚)『え!?』
(*;ー;)『うわああああん、ああああああん!!』
(,;゚Д゚)『待て! 泣くなゴルァ!!』

 なぜだろう。この世の終わりと言わんばかりの泣き方だ。
 必死に頭をなでてやるのだが、まったく止まらない。

(,;゚Д゚)『ああ、もう、時間だから行くぞゴルァ!!』
(*;ー;)『うわああああん!!』

==============================

 どうか大人しくしていてくれますように。そう願いながら台所に向かう。
 レトルトのカレーと白米を電子レンジに放り込んだ。腹が減ってたまらない。
18 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:32:18.21 ID:3m669eBH0
(*゚ー゚)「……」
(,,゚Д゚)「うお!」

 ふりむくと、しぃが立っていた。

(,,゚Д゚)「まってろ、メシにするから。メシ、わかるか?」
(*゚ー゚)「……」

 しぃは力いっぱい抱きついてきた。
 やれやれ、寂しかったのか。子供らしい所もある。
 そう油断した俺は、彼女の行動にド肝を抜かれた。

(*゚ー゚)「だっこ…」
(,,゚Д゚)「え!」

 いきなり俺のズボンに手をかけ、ジッパーを下げ始めたのだ。
 トランクスから息子が引き出される。

(,;゚Д゚)「な、なにしやがるゴルァ!!」
(*゚ー゚)「……」

 しぃは答えない……日本語がしゃべれないので、当たり前だが。
 代わりに俺の先端を口に含んだ。
 迷うことなく吸い付いてくる。

(,,゚Д゚)「うわっ!?」
(*゚ー゚)「……」

 やばい。ほんの一瞬で血液が集まり、勃起し始めていた。
 さっきまで全然、興奮していなかったのに。
19 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:32:38.24 ID:3m669eBH0
 彼女は一旦、俺のモノを吐き出した。
 勃起してしまうと、自分の小さな口には入りきらないのを理解しているらしい。
 その代わり、先端ばかりを丁寧に舐めあげてくる。

(,;゚Д゚)「よせ……しぃ……」
(*゚ー゚)「……」

 彼女は、まっすぐ俺を見つめてくる。
 これでいい? 気持ちいい?
 そう問われているのが分かる。
 ちょうど捨てられた子犬が飼い主を求めるように、ひたむきに。

(,,゚Д゚)「ああああっ…!?」

 俺はと言えば、背筋を走る快感に必死で耐えていた。
 気を抜けば、今にも座り込んでしまいそうだった。
 そのとき、ちょうど電子レンジのタイマーが切れた。
 『ぴー』と情けない音。それが俺を正気に戻す。

(,;゚Д゚)「よせゴルァ!!」
(*゚ー゚)「!」

 やっとの思いで彼女を引きはなす。
 かわいいという表現がピッタリくる口元から、ぽたりと涎がこぼれた。

(,,゚Д゚)「いいから、メシが先だ! メシ、わかるか?」
(*゚ー゚)「……」

 レンジからカレーを取り出し、鼻先に突きつける。
 彼女はキョトンとしていた。
20 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:33:01.00 ID:3m669eBH0
 しかし、すぐに気を取り直し、俺に抱きついてきた。

(*゚ー゚)「ねえ、だっこ」
(,,゚Д゚)「だめだゴルァ!!」
(*゚ー゚)「だっこ!」
(,,゚Д゚)「あー、わかったよ! だっこすりゃいいんだろ?」

 ヤケになった俺は、彼女を後ろから抱きしめてやった。
 ちょうど親が子供にするように。
 たったこれだけが、すごく恥ずかしい……いつも、もっと酷いことをしているくせに。

(,*゚Д゚)「こ、これでいいかゴルァ!!」
(*゚ー゚)「……?」

 しぃはキョトンとしていた。
 やがて、落ち着かない、という風にキョロキョロしはじめる。

(,*゚Д゚)「な、なんだゴルァ!!」
(*゚ー゚)「だっこ?」
(,,゚Д゚)「へ?」

 小さな尻を、俺の腰に擦りつけてくる。

(,,゚Д゚)「なんだよ。だっこしてるだろ?」
(*゚ー゚)「だっこ? ? ?」

 ひどく不安そうな顔をしている。
 快感抜きに人と触れ合うのに慣れていないようだ。
 そして俺は……この最低な俺は、彼女のうるんだ瞳を見て欲情してしまった。
21 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 20:34:02.21 ID:3m669eBH0
(,,゚Д゚)「ん…」
(*゚ー゚)「ん♪」

 口づけを交わす。
 左手で彼女の胸から腹を。右手で秘所を。何度も、何度も撫で回す。
 同時に、彼女の指は俺のモノに絡み付き、執拗に上下する。

(*゚ー゚)「あははっ……んっ……あはっ、あっ、はあっ、アアーッ!!」
(,,゚Д゚)「うあっ……ああああ……!」

 はじけるような快感に、精液が吐き出される。
 同時に、彼女の細い体がビクンと跳ね、ぐったりと動かなくなった。
 後始末をして服を着る頃には、カレーは冷めてしまっていた。
 なのに、しぃは全く気にせずスプーンを動かしていた。
45 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 21:33:36.54 ID:3m669eBH0
 翌朝。
 朝飯に、ひさしぶりの味噌汁を作った。
 「ひさしぶり」というのは、俺の食生活が中華と食パンに偏っているからである。
 しぃは日本食が苦手だ。
 まったく食べないわけではないが、少なくともウメボシ・納豆は食べたことがない。
 よく食べるのはグリーンカレーやマーボー豆腐。その次にパン。
 だからメニューも、そっち系が多い。

(,,゚Д゚)「食うかゴルァ??」
(*゚ー゚)「んーん」

 味噌汁を差し出してみたが、いらないと首をふられた。
 まあ想定内である。俺は一人でワカメしか浮いてない味噌汁を飲むことにした。
 しぃには、いつも通り食パンを焼いてやる。

(,,゚Д゚)「じゃあ行ってくるぞゴルァ!!」
(*゚ー゚)「……」

 しぃは黙って下を向き、パンをかじっていた。
 やれやれ。おとなしくて何よりだ。今日は何事も無く出かけ……

(,,゚Д゚)「!!」

 うつむいた彼女の髪がわかれ、真っ白なうなじが丸見えになる。
 その瞬間、俺の体は石になったみたいに動かなくなった。

(*゚ー゚)『ねえ、だっこ』

 彼女の裸体を思い出してしまう。
47 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 21:34:04.98 ID:3m669eBH0
(*゚ー゚)『ふあっ……ああっ……はあんっ!』

 思い出す? なにを言ってるんだ。
 しぃならすぐ目の前にいるじゃないか。

(,;゚Д゚)「うわああああ!!」

 俺は無我夢中で駆け出した。
 交番につくまで、一度も立ち止まらなかった。
 走ることが理性だった。
 止まったら理性も止まってしまう、そんな予感があった。

(,;゚Д゚)「ハァハァ……お、おはようございます……」
('A`)「おっはよー」

 交番には同僚のドクオがいた。
 まだ私服なのを見ると、彼も着いたばかりらしい。

(,;゚Д゚)「あれ、お前しか居ないの? 夜勤の人間は?」
('A`)「MTNKなら帰ったぞ」
(,,゚Д゚)「またかよ。まだドクオ制服になってねぇじゃん」

 MTNKというのも同僚の名前だ。
 主に夜勤を担当しているのだが、いい加減な引継ぎで帰ってしまう悪い癖がある。
 俺がブツブツ言っていると、ドクオは「何を今更」と笑い、更衣室へ入って行った。
 彼が出るのを待って、俺も着替える。

(,,゚Д゚)「掃除完了!」
('A`)「給湯完了!」
(,,゚Д゚)A`)「『To be continued』!」
49 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 21:34:38.29 ID:3m669eBH0
 数分後、制服に着替えた俺たちは、ジョジョ立ちで友情を確かめ合っていた。

('A`)「午前のパトロールは俺か」

 ドクオは大袈裟に敬礼して、こう言った。

('∀`)「俺……帰ったら匠バーガー食べるんだ」
(,,゚Д゚)「あれ、まだメニューにあるのかゴルァ??」
('∀`;)「え? ……ま、いいや。行ってきます」

 それっきり彼は微妙な表情で出かけて行った。
 匠バーガーが無いことが、そんなに期待外れだったのだろうか?
 まあ俺の知ったことではない。

(,,゚Д゚)(勤務日誌を書かなきゃなぁ…)

 そうは思うもののイマイチ気が乗らない。
 だから俺はボンヤリ外を見ていた。
 小学生の群れがゾロゾロと歩いていく。
 その中に一人、しぃと同じくらいの背丈の子がいた。
 客観的に見ると、明らかに背が低い。
 とてもじゃないが、抱く気になんかなれっこない。

(,,゚Д゚)(それを抱いてるんだよな……しかも毎晩……)

 気分が憂鬱になってくる。

(,,゚Д゚)(俺は何を……いや、なぜあんな事をしてるんだ……)

 いかん。仕事に専念しよう。
66 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 22:44:48.55 ID:3m669eBH0
 夕方。

(・∀ ・)「よう、オツトメごくろーさん。なんか事件あった?」
(,,゚Д゚)「都会から来た人の道案内が一件、財布を落とした人が一人、飼い猫がいなくなったお年寄りが一人」
('A`)「さすがド田舎、平和そのものだな」

 夜勤組のMTNKに日誌を渡す。本日の業務も無事に終わった。

(,,゚Д゚)「じゃあ俺、帰るわ」
('∀`)「まてよギコ」

 ニタニタしながらドクオが引きとめる。

('∀`)「たまには、つめた〜いお酒でも飲んでいこうぜ?」
(,,゚Д゚)「あ? あー、そりゃうれしいけど…」

 ダメだ。俺は、しぃの面倒を見なきゃいけない。
 少しでも彼女のそばに居てやらなきゃいけない。
 ドクオは、ぶーたれながらも了承してくれた。

('A`)「何だか知らんけど、ほどほどに頑張れよ」
(,,゚Д゚)「悪いな。けど帰るぞゴルァ!!」

 俺はまっすぐ我が家を目指した。
 冷たい夜風の混じりだした田んぼ道を、ジョギングする感覚で駆け抜ける。
 やがて、何本かの木製電信柱の先に、俺の家が見えてきた。

(,,゚Д゚)「ただいまー」

 玄関をあける。返事が無い。
68 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 22:47:18.42 ID:3m669eBH0
 そう言えば、居間にあかりがついてない。

(,,゚Д゚)「おい、ただいまってば!」

 なんだか不安になってきて、つい大声を出してしまう。
 そうだ。しぃのヤツ、電気のつけ方は教えたのに。どうして家が暗いんだ。
 俺は半狂乱になって、蛍光灯の紐を引き寄せた。

(*゚ー゚)「ひっ!」
(,,゚Д゚)「……」

 しぃは床に寝そべっていた。
 服はシャツ1枚。腰から下には何も身につけていない。
 その代わり、股間を隠すかのように、両手が伸びていた。

(*゚ー゚)「あ……あは……」
(,,゚Д゚)「……」

 彼女は、まるでイタズラを見つかった子供のように笑う。
 その顔は真っ赤で、汗だらけで、なんだか輝いて見えた。

(,,゚Д゚)「しぃ!」
(*゚ー゚)「キャア! あーああーああー!」

 俺は彼女に覆いかぶさった。
 彼女は珍しく首を振り、俺を退けようとする。
 構うもんか。俺の半分もない狭い肩幅を、無理矢理、抱きすくめる。
 そして桜の花びらみたいな小さな唇に、舌を割り込ませた。

(*゚ー゚)「んーっ! んっ……んうっ……」
70 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 22:47:43.55 ID:3m669eBH0
 唇と唇の触れ合う、柔らかい感触。
 俺の舌が彼女の口をまさぐる、でこぼこした感触。
 その俺の舌に絡もうとする、ぐにょぐにょした彼女の舌。
 それら全部を、無我夢中で味わう。

(*゚ー゚)「ぷはっ……んっ、あはっ♪」

 声に嬌声が混じる。
 その時になって、彼女の手がまだ股間から離れていないのに気づいた。
 白い、人形めいた手が、キュッキュッと揺れている。

(*゚ー゚)「はぁ、はぁ……あっ」

 俺の唇に噛み付いてこようとするのを、そっと押しのける。
 真っ白な喉に舌を這わせ、そのまま胸まで舐めていき、小さく色づいた先端を勢いよく吸い上げた。

(*゚ー゚)「あー! あっ、ああ、あああああーっ!」

 トロンとした目で横たわる彼女。
 かすかにピクッ、ピクッと震えている。
 でも俺はまだ満足していない。俺も満足したい。

(,;゚Д゚)「しぃ……」
(*゚ー゚)「はぁ…はぁ…ああ…」

 俺の視線が自分の脚の間に注がれているのを、彼女は理解した。
 ぎこちなく脚を開く。両手は沿えたままで、だから、少し広がったふうになっている。
 ベルトを外すのももどかしく、ズボンを脱ぎ、トランクスも脱ぎ捨てる。
 それで俺は、反り返った自分自身を、そこに押し当てた。
71 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 22:47:59.14 ID:3m669eBH0
(,;゚Д゚)「いくぞ!」
(*゚ー゚)「うあああああーっ!」

 悲鳴とも嬌声ともつかない声をあげて、彼女が背をそらす。
 その中は、熱く、狭く、それでいてザラザラしていた。
 進めない。いや、進みにくい。
 それを無理矢理、力で押し通す。
 全部を入れるのは不可能なので、途中までいったらさっさと抜く。
 そしてまた、力づくで押し通す。

(*゚ー゚)「あああっ、はぁ、はぁ、はぁ、きゃああああーっ!」

 力をこめるたびに、彼女の声が響く。
 声が響くたび、俺は彼女に締め付けられ、限界に近づいていく。

(,;゚Д゚)「うあっ、やばい……これ、もう……無理……」
(*゚ー゚)「ああああっ、はあっ!」

 頭の中が真っ白になった。

(,*゚Д゚)「あっ、うああああ…!」
(*゚ー゚)「ひあああああーっ!」

 俺は彼女の中に、ありったけの精液を注ぎこんで、倒れた。


(*゚ー゚)「はぁ……はぁ……」
(,;゚Д゚)「ご、ごめんな。いきなり」
(*゚ー゚)「はぁ……はぁ……」
72 名前: ◆sf6RhhIV4Q 投稿日: 2006/06/30(金) 22:48:15.38 ID:3m669eBH0
 しぃは答えない。
 たぶん俺の言葉を理解していない。
 でも、せめて心を伝えられたら。
 俺は精一杯やさしく、しぃの髪をなでつけた。

(,;゚Д゚)「いま……メシ作るから……待ってろ……」
(*゚ー゚)「はぁ……だっこ……あは♪」

 わかったのか、わからないのか。しぃは笑って俺に寄り添った。


 去年まで、俺の家には笑顔があった。
 トーチャンがいて、カーチャンもいて、俺は一人じゃなかった。
 でも今年、俺は一人だ。
 隣の家まで、何十mも離れた田舎。
 一人の意味は、都会のそれと少し違う。
 そんな中にあって俺を出迎えてくれる彼女の存在は、予想外に大きくなりつつあった…
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