(前回までのあらすじ)
作者「なあ、実は……」
('A`)「なんだ?」
作者「ずっと黙ってたけど……」
('A`)「どうした?」
作者「俺、年上好きなんだ。つかロリとかマジやばくね?」
('∀`;)「」
作者「僕がやりたかったのは……こんなバンドじゃない! レイプとかしちゃいけないんだ!」
少しだけ投下する。
俺は上司をだまくらかして、休暇をとりつけた。
今日も、しぃの看病をしなければならない…
(*゚ー゚;)「うーっ」
諦めたのやら何やら、彼女は「だっこ♪」を言わなくなっていた。
かわりに、ひどく不満そうな声をもらす。
(,,゚Д゚)「そんな噛み付きそうな顔するなよ」
(*゚ー゚;)「うーっ」
(,,゚Д゚)「喉かわいたろう? 水飲む?」
(*゚ー゚;)「うー……ゴクゴクゴクゴク」
やれやれ。
彼女の髪をかきあげる。
汗でベットリ額に貼りついたそれは、普段の軽さと違って、とても暑苦しそうだった。
濡れタオルで頭を拭いてやる。
(*゚ー゚;)「うーっ!」
(,,゚Д゚)「そんなに嫌がるなよ……ちょっと傷つくぞゴルァ」
さて。食事は何を食わせよう?
毎食おかゆじゃ飽きるだろうなぁ。
そんなことを考えたときだった。
ガチャリ!
( ^ω^)「おっはよー! 暇すぐるからお見舞いに来たおー!」
(,,゚Д゚)「」
ざんねん オレの じんせいは ここで おわってしまった
なんてことは決して無く。
部長は黙ってビニール袋を差し出した。
( ^ω^)「果物だお。それで病人は?」
(;゚Д゚)「え……あ……」
ごく自然に上がりこんでくる。
( ^ω^)「はじめまして。君、名前は?」
(*゚ー゚;)「……」
(;゚Д゚)「……」
( ^ω^)「そんなに怖がらないで。僕はブーンだお。わかる? ブーン!」
(*゚ー゚;)「……」
しぃは驚いて動こうとしない。
すっかりテンパった俺は、上司の肩をつかんで振り向かせた。
(,,゚Д゚)「ちょっと、ちょっと部長!」
( ^ω^)「ん?」
(,,゚Д゚)「なんで怒らないんですか? いや、驚かないんですか?」
( ^ω^)「ん? けっこう驚いてるお?」
(,;゚Д゚)(絶対、冷静だろゴルァ!!)
喉元まで出かかったツッコミを飲み込む。
( ^ω^)「何も無い田舎町ですぐ帰るってことは、なにか可愛い生き物の世話。でも犬や猫を拾ったなら、そう言うだろうから……残りの可能性は人間じゃない?」
(;゚Д゚)「そうなんですか? でも、その発想に行けます? 普通?」
( ^ω^)「常識に囚われてたら、事件は解決できないお♪」
ちょwwwwねーよwwwwwwwww
(;゚Д゚)「でもホラ……俺が誘拐犯だとか、そういう風には思わないんですか?」
すると部長は、あっけらかんと言った。
( ^ω^)「だってギコ君が悪いことするハズないじゃない」
(;゚Д゚)「……」
言葉が出ない。
だって俺は、あんなことを、彼女と散々してきたのに。
( ^ω^)「ね。この子どこで見つけたお?」
(,,゚Д゚)「……」
( ^ω^)「教えてくれるおね?」
観念した。
俺は全てを部長に話した。
(;^ω^)「やれやれ。思い切ったことをしたもんだお。しかも、なついちゃってるし」
(,;゚Д゚)「すみません……」
( ^ω^)「じゃあ拾ったのは今日ってことにしよ。風邪が治ったら調書つくるから、お大事にね」
手をヒラヒラさせて、部長は玄関に向かった。
(,,゚Д゚)「へ? 帰るんですか?」
( ^ω^)「帰るお」
(,,゚Д゚)「あの、俺の責任問題とかは?」
すると部長は、笑顔のまま言い切った。
(#^ω^)「そしたら管理責任で、僕がクビになっちゃうお」
(;゚Д゚)「すみません」
( ^ω^)「いいの、いいの。それよりさ……」
部長は笑顔を保ったまま、声だけ変えて言い切った。
(#^ω^)「まかり間違ってもセクロスだけはするなお? 妄想は二次元だけにしておけお?」
(;゚Д゚)「えwwwwちょwwwwwwwwww」
( ^ω^)「ふふ、なーんてね。そんなことギコ君がするはず無いお。バイバーイ♪」
ようやく部長は帰っていった。
精魂使い果たした俺は、玄関に鍵をかけると、その場に崩れ落ちた。
(,,゚Д゚)「たすかった……のか?」orz
(*゚ー゚;)「……」
話が分かったのか、分からないのか。しぃは黙ってこっちを見ていた。
(,,゚Д゚)「おっと、悪い。いまメシにするからな」
(*゚ー゚;)「うーっ」
どうせ食欲無さそうだし、部長のくれた果物でいいや。
ビニール袋をひっくり返すと、バナナやミカンに混じって、コンビニの握り飯が出てきた。
( ^ω^)『君もちゃんと食事するお』
(,;゚Д゚)(部長、一生ついていきます。むしろ怖くて逆らえねえぞゴルァ!!)
食事が終わって、俺がウトウトしていると、また誰かがやってきた。
(#`A')「よよよ幼女キタ!? 幼女どこ!? その辺kwsk!」(ガチャリ!)
(*゚ー゚;)「ひっ!?」
しぃがおびえた顔で玄関を見やる。
そこには鬼のような形相のドクオが立っていた。
(;゚Д゚)「ちょっと待て! 俺さっき鍵かけたよね!?」
(#`A')「俺と幼女の間を阻めるものなど無い!」
(;゚Д゚)「さらっと犯罪発言するな親友!」
(#`A')「そしてそれはギコ! お前も例外では無いのだ!」
(,,゚Д゚)「なッ、なにィーッ!?」
いきなりドクオはブリッジする。そして体勢のままで、シャカシャカと俺の股下を潜り抜けた。
(;゚Д゚)「って、どこのザッパだエクソシストだー!?」
(*'∀`)「あばばばばばばばばば!」
昨日まで親友だと思っていた男は、もはや別人っつーか手遅れだった。
そして、しぃを見るなり嬉しそうに飛びついたのである。
(((*'∀`)))「幼女! 幼女ktkr! ひゃっほーい!」
(*゚ー゚;)「ひいいいいっ!?」
(,,゚Д゚)「うっせーバカ!」
ヽ l //
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γ --‐ ' λ. ; !
f 、 ヾ / )
! ノヽ、._, '`"/ _,. ‐'"
| j ヽ 〈_,,,ノ" ヽ
! ヽ 冫 y' .ノ
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ついカッとなった俺は、親友だった何かを掴み、力任せに投げ捨てた。
(*゚ー゚;)「……」
しぃは、じっと俺を見ていた。よほど怖かったんだろう。
(,,゚Д゚)「もう大丈夫。悪は滅んだぞゴルァ!!」
(*゚ー゚;)「……」
俺は安心させるように、何度もしぃの髪をなでつけた。
(*゚ー゚;).。oO(……ちょっと面白かった)
夕方。しぃに水を飲ませていて、ふと気づいた。
(,,゚Д゚)(あ……いつもなら勤務が終わる時間だ……)
なのに俺はここに居て、しぃの看病をしている。
その瞬間、なぜだか『こんな事してていいのか』って妙な焦燥感をおぼえた。
だが焦りの正体をつかまえる前に、しぃが水を飲み終わった。
(*゚ー゚;)「……ぷはっ」
(,,゚Д゚)「お、飲み終わったか」
(*゚ー゚;)「うー…」
まあ、いいさ。
もちろん、俺はこんな事してていいんだ。いいに決まっている。
でも何か忘れているような……
(・∀ ・)「交代だ交代! 夜勤の時間だぞー!」(ガチャリ!)
(,;゚Д゚)「これかーッ!!」
∧ ∧
(・∀ ・) < よっしゃー、幼女を見に来てやったぜー!
ノ( )ヽ
< >
∧ ∧
ヽ(・∀ ・)ノ < あ・それ、ょぅι゛ょ! うpよろ!
(( ノ( )ヽ ))
< >
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(,,゚Д゚)「まったく……ドクオのおしゃべりめ。なに考えてんだか」
昼間で慣れていた俺は、難なくMTNKを撃退した。
(*゚ー゚;).。oO(……ちょっと面白かった)
[AA修正しますたd(^ω^ )by管理人]