60 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:47:52.08 ID:AYauZcup0
- _____
,. ‐''三ヾ´彡シ,=`丶、
/'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
//.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
/〃彡_彡′,.=、 ̄ ̄ ,.=、 |ミ:〉
'y=、、:f´===tr==、.___,. ==、._ゞ{
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゙、ゝ) `''''ツ_ _;`ー‐'゙:::::l{
. ヽ.__ ,ィnmmm、 .:::|! はやく迎いに行きなさい
,.ィ'´ト.´ ´`"`"`゙″ .::::;'
イ´::ノ|::::l \ "' :::/
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安西先生・・・?誰を迎いにいくんですか・・・?
安西先生・・・
**********************************
( ^ω^)「ん・・・夢だったのかお・・・」
( ^ω^)「不思議な夢だったお・・・」
61 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:48:24.28 ID:AYauZcup0
- ホームレスにとって夜は寂しさがより深い。
冬は寒さに凍え、夏は虫に悩まされる。
熟睡できることはまずなかった。
夢を見るのも本当、覚えてないぐらい久しぶりだった。
( ^ω^)「こんな夢、みたくなかったお・・・」
空を見上げてみる。
星は案の定、まったく見えなかった。
故郷に帰りたいと思う時もある。でも故郷には僕の居場所はない。
僕の居場所は、この弱々しいダンボールの中でしかない。
僕は孤独だ。
62 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:49:06.41 ID:AYauZcup0
- ( ^ω^)(あの娘にまた会いたいお・・・)
あの時の優しさを、僕は思い出した。
ξ゚听)ξ「大丈夫・・・?」
( ^ω^)(何を考えてるんだお!!あの娘と僕は住む世界違うお・・・
裏切られるだけだお・・・)
63 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:49:52.85 ID:AYauZcup0
- 彼女の住むアパートを見つめる。
( ^ω^)「・・・・・」
(;^ω^)(これじゃストーカーみたいだお!!!)
その時、彼女住むアパートに群がる集団が目に入った。
( ^ω^)(・・・あいつら、何してるんだお・・・)
66 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:51:16.75 ID:AYauZcup0
- <丶`∀´> 「出てくるニダ!!謝罪と賠償するニダーーーー!!!」
<丶`≧´>「さっさと出てくるニダ!!よくもウリを虚仮にしてくれたニダ!!」
<丶゚∀゚ >「にひゃひゃひゃひゃひゃ」
ξ゚听)ξ「し、しつこいわよ!!でてってよ!!」
<丶`≧´>「一発やるまでは帰らないニダ!おとなしく出て来い!!」
ξ゚听)ξ「さ、触らないで!!」
<丶゚∀゚ >「にひゃひゃひゃひゃ」
( ^ω^)「大変だお!!助けに行くお!!!」
67 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:52:08.56 ID:AYauZcup0
- <丶`∀´> 「静かにするニダ!!一発やらしてくれればそれで済ますニダ」
ξ゚听)ξ「いや!!触らないで!!!」
<丶`≧´>「さっそくフェラをするニダ!!」
<丶゚∀゚ >「にひゃひゃひゃひゃひゃひゃwww」
( ^ω^)「そうわイカンザキ!!」
<丶`∀´> 「チョッパーリには関係ないニダ、
こっちはこっちの事情があるニダ!!」
ξ゚听)ξ「そ、そうよ!!あんたには関係のないことよ
私の問題に口ださないで!!」
( ^ω^)「関係なくないお・・・」
ξ゚听)ξ「え・・・」
( ^ω^)「と、とにかくその娘から手を離すんだお!!」
<丶`≧´>「とりあえず、こいつを殺すニダ!!」
<丶゚∀゚ >「にひゃひゃひゃひゃひゃwwww」
ドガ!!バシ!!ドゥガア!!!
(メ^ω^)「グフゥ!!」
68 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:52:53.01 ID:AYauZcup0
- (メ^ω^)「クッソー!!!」
僕は思いっきり拳を打ち込んだ。
でも途中で止まった・・・。
<丶゚∀゚ >「にひゃ・・・?」
(メ^ω^)(僕はもう空手を使わないって決めたんだったお・・・)
<丶`∀´> 「チョパーリを殺すニダ!!!」
ドガァ!ゲシ!!ファビョーン!!ドガァ!!!ブシュ!!!ゲオリシ!!!
(メメメ´ω`)「グフゥ・・・・」
ξ゚听)ξ「や、止めて!!それ以上その人を殴らないで!!!」
<丶`∀´> 「そうは行かないニダ、こいつは殺すことにしたニダ」
ξ゚听)ξ「何でもやるから・・・お願い!!その人を助けて!!!」
<丶`≧´>「ウリナラマンセー、ようやくその気になったようだニダ」
<丶゚∀゚ >「にひゃひゃひゃひゃww」
69 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:53:37.95 ID:AYauZcup0
- (メメメ´ω`)(結局助けてあげれなかったお・・・)
<丶`≧´>「早速フェラするニダ」
(メメメ´ω`)(ミテラレナイ・・・目をつぶるお・・・)
*******************************
目をつぶった瞬間、かすかに僕の耳もとで誰かが囁いた。
「強くなりたい」
(メメメ´ω`)「いったい誰だお?僕の耳もとで囁いてるのは?」
「力がほしい」
「強くなりたい・・・」
(メメメ´ω`)「君は・・・」
*********************************
71 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:55:31.39 ID:AYauZcup0
- <丶`≧´>「チョ、チョパーリ、お前なんか混ぜてやらないニダ!!!」
(メメメ´ω`)「強くなりたい・・・」
<丶`≧´>「え・・・?」
ドガ!!
<丶`≧´>「アイゴー!!!」
<丶`∀´> 「謝罪と賠償を(略」
ニダーの渾身の一撃を
(メメメ´ω`)ヒョイ
ドガ!!ボッキ!!
腕を掴み手刀でへし折った。
<丶`∀´> 「アイゴー、腕がぁあああ!!!!」
<丶゚∀゚ >「にひゃひゃひゃひゃwww」
ドガッ!!!
ミゾオチに前蹴りを食らわせた。
<丶゚∀゚ >「ゲロシャブゥ!!!」
<丶`∀´> 「アイゴー!!!覚えてろ!!!
こんどは謝罪と賠償と治療費を請求するニダ!!!」
ニダー達は逃げ去った。
ξ゚听)ξ「か、空手・・・」
72 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:56:37.70 ID:AYauZcup0
- (メメメ´ω`)「ク、クソーーーー!!!」
僕は拳を地面に叩きつけた。
バンバン!バン!!!
(メメメ´ω`)(僕は・・・空手を捨てたのに
この拳に頼ってしまったお・・・・)
ξ゚听)ξ「やめて!!ど、どうしたの??
拳が壊れちゃうよ・・・」
(メメメ´ω`)「あ、なんでもないお。怪我はないかお?」
ξ゚听)ξ「べ、別に助けてなんていってないんだから!!」
ξ///)ξ「で、でも・・・ありがとう」
(メメメ´ω`)(彼女を守れてよかったお・・・)
バタァ!!
ξ゚听)ξ「キャー!!!」
73 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:57:42.22 ID:AYauZcup0
- 「強くなりたい・・・」
( ^ω^)「僕の耳もとで囁いてる君は、いったい誰だお?」
「空手・・・やりたい」
「空手でもっと強くなりたい・・・」
( ^ω^)「君は・・・・」
僕だった・・・
(;ω; )「空手をやりたいよ!!!」
75 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 20:58:34.93 ID:AYauZcup0
- _____
,. ‐''三ヾ´彡シ,=`丶、
/'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
//.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
/〃彡_彡′,.=、 ̄ ̄ ,.=、 |ミ:〉
'y=、、:f´===tr==、.___,. ==、._ゞ{
{´yヘl'′ | /⌒l′ |`Y}
゙、ゝ) `''''ツ_ _;`ー‐'゙:::::l{
. ヽ.__ ,ィnmmm、 .:::|! 彼は、弱い部分の君だよ
,.ィ'´ト.´ ´`"`"`゙″ .::::;'
イ´::ノ|::::l \ "' :::/
::::::::::::|:::::l ヽ、 ..:: .:::/.、
:::::: ::: |:::::ヽ ヽ、.......::::/..:::/!\\
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( ^ω^)「安西先生・・・どういうことだお?」
安西先生「君は1年前、彼を置いていったんだ」
( ^ω^)「僕が・・・」
安西先生「弱い部分の君は、純粋に強くなりたいと願い続けていた。
でも、君は彼を置いていった
そして空手を捨てたんだ」
( ^ω^)「弱い部分の僕・・・」
81 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:00:37.37 ID:AYauZcup0
- 安西先生「はやく迎えにいってあげなさい」
( ^ω^)「それはできないお」
安西先生「そうか・・・」
( ^ω^)「僕は空手もうやりたくないんだお!!!」
僕は走った。
僕は僕から逃げた。
86 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:02:51.65 ID:AYauZcup0
- ガバァ!!
( ^ω^)「・・・ここはどこだお?」
ξ゚听)ξ「よかったww急に倒れたから死んだのかと思ったわよ!!!」
僕はベットの中にいた。
傍らには彼女が見守っていてくれた。
87 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:03:34.49 ID:AYauZcup0
- (*^ω^)(彼女もかわいいけど、部屋も可愛らしいおwww)
( ^ω^)「こんな臭い僕をベットで寝かしてくれるなんて
本当にうれしいお」
ξ゚听)ξ「か、勘違いしないでよ!!助けてくれたから
これくらいはしないと・・・」
ξ゚听)ξ「そうだ、お互い名前も知らなかったわね
私はツン、あなたは?」
( ^ω^)「僕は内藤ホライゾン、みんなはブーンって読んでるお」
ξ゚听)ξ(ブーン!!?やっぱり・・・)
( ^ω^)「ん、どうしたんだお?」
ξ゚听)ξ「いや、なんでもないわ!!」
89 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:05:05.70 ID:AYauZcup0
- ξ゚听)ξ「ところで、あなた空手やってるでしょ?
さっき戦ってるとき空手に見えたわ・・・」
( ^ω^)「空手はやめたお・・・」
ξ゚听)ξ「なんで!!?あんなに強いのにもったいないよ!!」
( ^ω^)「空手なんて・・・空手なんか糞くらえだお!!」
ξ゚听)ξ「え・・・」
( ^ω^)「あんなもんやったって強くならないお!!やめて正解だお」
パシィ!!!!!!1
僕の頬をツンは思いっきり叩いた。
90 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:05:52.90 ID:AYauZcup0
- ( ^ω^)「え・・・・?」
ξ;凵G)ξ「あ、あなたのことお兄ちゃんに似てるっていったけど!!
まったく似てないんだから!!!」
( ^ω^)「お兄ちゃん・・・?」
ξ;凵G)ξ「お兄ちゃんは・・・モナーお兄ちゃんは
あなたがこんな風になることを願ってないわよ!!」
( ^ω^)「モナー先輩!!?もしかして・・・・」
ξ;凵G)ξ「モナーお兄ちゃんの・・・妹よ・・・」
( ^ω^)「!!!!???」
モナー先輩の妹
僕の頭のなかにいろんな記憶が蘇ってきた。
( ´∀`)「ブーンに俺の妹を紹介するモナ
すごく美人だモナ」
( ´∀`)「優柔不断な奴だから、ブーンに守ってほしいモナ」
結局、紹介してくれる前にモナー先輩は死んでしまった。
モナー先輩の妹にあうことはなかった。
( ^ω^)(モナー先輩、僕はどうすればいいんだお・・・?)
ξ;凵G)ξ「あんたなんか知らない!!出てってよ!!」
( ^ω^)「わかったお・・・」
僕は玄関に向かう。
なぜか背中が重かった。
その時
91 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:06:59.42 ID:AYauZcup0
- <丶`∀´> 「謝罪と賠償と治療費を(略」
( ^ω^)「またお前らかお」
<丶`―´>「君が空手つかいかニダ」
( ^ω^)(こいつ、昔騒がれたテコンドーの選手・・・?)
<丶`∀´> 「大尉がお前の相手をしてくれるニダ
空手の起源はテコンドーニダ!!!」
<丶`―´>「それはないが、是非相手してほしいニダ
さぁ、勝負ニダ」
ニダー大尉は構えた。
( ^ω^)「ぼ、僕は・・・」
ξ゚听)ξ「・・・・・」
<丶`―´>「こちらから行くニダ!!!」
ニダー大尉のネリチョギ(踵落し)!!!!
(メ^ω^)「グフゥー!!」
ドガ!!バシ!!ドガァ!!
(メメメ´ω`)「ゲフー!!」
<丶`―´>「この程度か・・・正直残念ニダ」
92 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:07:43.21 ID:AYauZcup0
- 僕は気を失った・・・
その時目の前に人影が見えてきた。
誰・・・?
_____
,. ‐''三ヾ´彡シ,=`丶、
/'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
//.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
/〃彡_彡′,.=、 ̄ ̄ ,.=、 |ミ:〉
'y=、、:f´===tr==、.___,. ==、._ゞ{
{´yヘl'′ | /⌒l′ |`Y}
゙、ゝ) `''''ツ_ _;`ー‐'゙:::::l{
. ヽ.__ ,ィnmmm、 .:::|! まったく・・・君は
,.ィ'´ト.´ ´`"`"`゙″ .::::;'
イ´::ノ|::::l \ "' :::/
::::::::::::|:::::l ヽ、 ..:: .:::/.、
:::::: ::: |:::::ヽ ヽ、.......::::/..:::/!\\
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94 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:08:47.93 ID:AYauZcup0
- ( ´ω`)「安西先生・・・僕は彼女を守れなかったお・・・」
安西先生「君は空手を使えば勝てるだろ」
( ´ω`)「空手は僕を、先輩を裏切ったお
あんなもの使いたくないお」
安西先生「君は勘違いをしてるようだ」
( ´ω`)「・・・・?」
安西先生「空手は君を裏切ったんじゃない
君が空手を裏切ったんだよ」
( ´ω`)「どういうことだお??」
安西先生「ついて来なさい」
安西先生は光のさす世界へ向かう。
僕も安西先生について行く。
僕は、光の世界に入っていった。
95 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:09:32.62 ID:AYauZcup0
- ************************************
( ´ω`)「ここは・・・?」
安西先生「9年前の世界、君がまだ9歳のころだな」
( ´ω`)「なんで9年前なんかにきたんだお!!」
安西先生「君に知ってもらいたいからだよ」
( ´ω`)「・・・・?」
安西先生は意味ありげに歩き出した。
すると、
いじめっ子A「ヲタ!!シネヨ!!!」
いじめっ子B「もう学校くんな!!」
いじめっ子C「キモいんだよ!!」
( ´ω`)「誰かが虐められてるみたいだお」
( ´ω`)「!!!!!!!!」
僕は信じられないものを見た。
97 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:10:42.88 ID:AYauZcup0
- ( ´∀`)「やめて!!もうやめるモナ!!!」
いじめっ子B「うるせーな!!!黙ってろバーカ!!!」
いじめっ子A「ハハハ、モナー必死すぎwww」
( ´ω`)「あんなに強かったモナー先輩が虐められてたなんて・・・」
安西先生「君の知らないことは、まだまだたくさんある」
ξ゚听)ξ「お兄ちゃんまた虐められたの・・・」
( ´∀`)「ほっといてくれもな・・・」
ξ゚听)ξ「お兄ちゃん・・・」
98 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:11:27.42 ID:AYauZcup0
- (*^ω^)「消防版ツン、テラカワイスww」
安西先生「通報しますた」
( ^ω^)「でも・・・モナー先輩は虐めが原因で空手を始めたのかな・・・」
安西先生「見てればわかります」
その後、モナー先輩は登校拒否を始めてしまった。
( ´∀`)「今日はガンプラでも作るモナ」
( ^ω^)「モナー先輩も二―トの時期があったんだお・・・」
安西先生「まだ厨房だから君とは違うだろwww」
( ^ω^)「・・・・・」
99 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:12:29.50 ID:AYauZcup0
- そして、あの夜からモナー先輩は変わった
( ´∀`)「今日は深夜に兄マックスでガンダムZZが放送するモナ
今日は寝ないモナ」
夜
( ´∀`)「なんか暇だから適当にアニメ見るモナ」
カチッ!
『テゥーテゥーテゥ テゥテゥーテゥ♪テゥテゥテゥテゥテーテゥーテゥー♪』
( ´∀`)「ちょwwwwなんかレトロなアニメだモナ」
『チェストー!!!』
( ´∀`)「空手バカ一代www笑い死ぬモナwwwwww」
『ドガ!!バシィ!!ドガ!!!』
( ´∀`)「・・・・・・」
『飛鳥拳だ!!!』
( ´∀`)「飛鳥先生・・・・」
『キル!!ジャップ!!!』
( ´∀`)「アメ公!!飛鳥先生になにするんだお!!!」
『男が命〜賭けた拳〜♪』
( ´∀`)「一撃必殺〜〜♪うなあてとおぶうがぁ〜〜♪」
101 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:13:43.01 ID:AYauZcup0
- .-、 _
ヽ、メ、〉 r〜〜ー-、__ ________________
∠イ\) ムヘ._ ノ |
⊥_ ┣=レヘ、_ 了 | え−−い、ガンダムはいいっ!
-‐''「 _  ̄`' ┐ ム _..-┴へ <
| |r、  ̄ ̄`l Uヽ レ⌒', ヽ. | 飛鳥を映せっ! 飛鳥拳の戦い振りをっ!!
(三 |`iー、 | ト、_ソ } ヽ |
| |`'ー、_ `'ー-‐' .イ `、  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | `ー、 ∠.-ヽ ',
__l___l____ l`lー‐'´____l. |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| .| |
|| |__.. -‐イ
102 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:14:53.14 ID:AYauZcup0
- ( ^ω^)「モナー先輩すごいハマリようだお・・・」
安西先生「彼はここで空手を知ったんだ」
次の日の夜
♪ てんか むてきの からてのほしを !
∧_∧ ♪ て〜んかぁ むぅてきいの〜 からてのほしをぉ〜
( ´Д`) ♪ てんか むてきの からてのほしを
( つΘ∩ ♪て〜んかぁ むぅてきいの〜 からてのほしをぉ〜
〉 〉|\ \
(__)| (__)
┴
(;^ω^)「オープニングから大熱唱だおwww」
安西先生「て〜んかぁ むぅてきいの〜 からてのほしをぉ〜♪」
( ^ω^)「お前もかおwwwwww」
『ありあけぇ〜〜〜』
( ;∀;)「あ、ありあけ〜〜〜〜」
( ^ω^)「モナー先輩号泣だおwwww」
安西先生「あ、ありあけ・・・ウゥウウウ~~」
( ^ω^)「お前もかおwwwwwwwwww」
103 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:15:44.07 ID:AYauZcup0
- ( ´∀`)「きめたモナ・・・有明のかわりに僕が空手をするモナ」
( ^ω^)「せ、先輩・・・」
町の空手道場
師範代「じゃあ、こちらが入門書」
( ´∀`)「お、押忍!!!」
師範代「え〜と、一応入門動機を聞いとこうか」
( ´∀`)「押忍!!飛鳥先生みたいな強い空手家になりたいモナ!!」
師範代「ちょwww飛鳥拳かよwwwwおもしろい香具師だwwww」
104 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 21:16:26.65 ID:AYauZcup0
- ( ^ω^)「先輩はこれで空手を始めるのかお・・・
これから悲劇がまってるのに・・・」
安西先生「それは・・・どうかな」
( ^ω^)「そうだお!!先輩は空手にも師範代にも裏切られるお!!!」
安西先生「まあいい、見ていきましょう」
先輩は毎日空手道場にでては練習していた。
アニメの飛鳥拳に憧れて
ここまで出来るだろうか・・・?
そんな分けがない
僕は心の中ではモナー先輩は虐めてきた奴等をボコボコにしようとしてると思った。
そうじゃないと、あんなに熱心に練習できないと思った。
124 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:39:01.29 ID:AYauZcup0
- そうして先輩は一年と半年目で黒帯を締めた。
師範代「今日から黒帯だ、でも調子に乗るなよ
飛鳥拳には程遠いぞ」
( ´∀`)「押忍!!!!」
( ^ω^)「先輩・・・死んじゃうのに
あんな笑顔で・・・」
125 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:39:34.45 ID:AYauZcup0
- ξ゚听)ξ「お兄ちゃん!!黒帯取ったんだって?」
( ´∀`)「ほらwwジーパンを黒帯で締めて帰ってきたモナ」
ξ゚听)ξ「ちょwwおまwwwwww」
( ´∀`)「これで本当の空手家だモナ」
ξ゚听)ξ「じゃあお兄ちゃんを虐めてきた人を懲らしめてやろう!!」
( ´∀`)「そんなことする気はないモナ」
ξ゚听)ξ「え・・・?なんで??」
( ^ω^)「な、なんでだお?」
僕も不思議だった
せっかく強くなったのに、なにもしないのでは
強くなったことなんて意味がない
僕はそう思った。
126 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:40:30.20 ID:AYauZcup0
- ( ´∀`)「僕は、心も体も弱かったモナ
僕には居場所もなかったモナ」
( ´∀`)「でも空手という場所ができて、体だけじゃなく
心にも余裕ができたモナ」
( ´∀`)「僕は思うモナ。居場所のない人は心が弱いモナ
みんな居場所がないから虐めとか喧嘩とかで存在を証明するんだって」
( ^ω^)「存在の証明・・・・・」
( ´∀`)「居場所のない人に空手を使って殴りたくないモナ」
ξ゚听)ξ「・・・・・・」
( ´∀`)「どうしたモナ?」
ξ゚听)ξ「いや、お兄ちゃん立派になったねww」
(*´∀`)「そ、そんなことないモナ。飛鳥先生には程遠いモナ」
( ´∀`)「でも、僕は空手の神様に感謝してるモナ。居場所をくれたことに。
だから僕は空手の神様に恩返しをするモナ」
ξ゚听)ξ「ちょw新手の宗教みたいwww」
(#´∀`)「ちょwww」
( ^ω^)「モナー先輩・・・」
128 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:41:31.93 ID:AYauZcup0
- 安西先生「君にはもう一つ見て欲しい所がる」
( ^ω^)「わかったお。ついて行くお」
光のさすほうへ向かう。
先輩の思い出が蘇ってくる。
僕はどうすればいいのか・・・わからなくなってきた。
129 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:42:07.87 ID:AYauZcup0
- ( ^ω^)「ここは・・・」
安西先生「バスの中だよ」
( ^ω^)「バス・・・」
バス・・・あの事件の現場。
モナー先輩が殺された、あの事件の現場だ。
後ろの席でモナー先輩とツンがいた。
130 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:42:49.51 ID:AYauZcup0
- ( ´∀`)「ツンが前から行きたがってた表参道に連れて行くモナ」
ξ゚听)ξ「ふふふ、お兄ちゃんったら。そんなに前の男と行くのが許せなかったの?」
( ´∀`)「モナーは反対だモナ。僕がとっておきの男を紹介するモナ」
ξ゚听)ξ「お兄ちゃんが前言ってた、ブーンって人?」
( ´∀`)「そうだモナ、顔は良いとは言えないけど
いい男だもな!!!」
ξ゚听)ξ「モコミチみたいな人がいい〜!!」
( ;ω;)「モコミチには程遠いお・・・」
安西先生「ちょwwワロスwwwwwwwwwww」
(#^ω^)「・・・・・」
その時、あいつが現れた。あの事件を起こしたあいつが・・・。
131 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:44:07.34 ID:AYauZcup0
- γ___
/ \
/ ヽ _____
( ((|__|____|__||_| )) /
( (( □━□ ) < このバスはジャックした。ヒヒヒ
(6 J |) \______
ヽ ― ノ
- Λ
〜 ┘ └ │)\ +
/ \\ /| │) │
/ ノ ‖│ │) ノ
乗客A「キャーーー!!!!」
乗客B「警察よべ!!」
ネオ麦茶「ヒヒヒヒヒヒ」
車内は大混乱となった。
( ^ω^)「この後先輩はバカみたいに相手に突き進んで死ぬんだお」
132 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:44:53.60 ID:AYauZcup0
- ( ´∀`)「よし、いくモナ」
ξ゚听)ξ「お兄ちゃん、空手であいつをボコボコにするのね!!!」
( ´∀`)「違うモナ、まあ見てるモナ」
ξ゚听)ξ「え・・・・?」
先輩はバスジャック犯に向かっていった。
( ´∀`)「とりあえず落ち着くモナ」
( ^ω^)「え!??先輩・・・・??何してるんだお・・・」
133 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:45:31.70 ID:AYauZcup0
- ネオ麦茶「ヒヒヒ、それ以上近寄ると殺すよ。ヒヒヒ」
( ´∀`)「わかってるモナ・・・」
ネオ麦茶「!??・・・」
( ´∀`)「君は、居場所がないんだモナ
だから、こんなことをするのも自分自身の存在を表したいんだモナ。
存在の証明なんだろモナ??」
ネオ麦茶「・・・・」
( ´∀`)「僕そうだったモナ。自分の居場所がなかったモナ。
でも・・・・」
( ´∀`)「空手に出会って居場所が出来たんだモナ」
ネオ麦茶「空手・・・?」
134 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:46:02.06 ID:AYauZcup0
- ( ´∀`)「君も空手をやるモナ!!今なら刑も軽いし
一緒に空手をやるモナ」
ネオ麦茶「で、でも僕みたいな奴が格闘技なんて出来ないですよ・・・」
( ´∀`)「そんなことないモナ。強くなりたいと思えば誰でもなれるモナ。
なにより居場所ができるモナ」
ネオ麦茶「空手ですか・・・」
( ^ω^)「先輩・・・」
あの時の記憶が蘇る
( ´∀`)「君は居場所を求めてるはずだモナ、空手をやってみないかモナ?
君も強くなれるモナ」
僕に言ったあの言葉のまんまだ。
先輩が空手という居場所を与えてくれた時
あの時の言葉と同じだった。
135 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:46:44.59 ID:AYauZcup0
- バスの中の空気が和んできた。
ちょうどその時
警察A「警察だ!!!おとなしくつかまれ!!!!バスジャック犯!!!!」
警察B「テロリストか!!!そうはいかん!!!」
ネオ麦茶「ヒ、ヒ〜〜〜〜!!!!」
( ´∀`)「落ち着くモナ。おとなしく捕まれば
大事にならないモナ」
モナー先輩はバスジャック犯の肩を叩いた。
ネオ麦茶「ヒぃ!!!!!!」
グサァ!!
( ´∀`)「ん、なんか血の臭いがするモナ・・・」
ネオ麦茶「ヒぃ、ヒぃ、ヒィ・・・」
ξ゚听)ξ「キャーーーーーーーー!!!!
137 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:47:37.62 ID:AYauZcup0
- 肩を叩かれたとき、興奮気味だったネオ麦茶は
モナー先輩の胸にナイフを刺してしまった。
警察A「突入だ!!!!!!!!!!カメラさんかっこよく撮ってよ」
ネオ麦茶「ヒィ〜〜〜〜〜」
( ´∀`)「そうか、僕が刺されたんだモナ・・・」
バタッ!!!
モナー先輩は倒れた。
( ;ω;)「せ、先輩!!!」
警察B「容疑者確保!!負傷者1人います!!!
カメラさん!!こっちこっちwww」
先輩は急いで救急車に運ばれた。
ネオ麦茶は逮捕されマスコミは騒ぎだした。
( ;ω;)「モナー先輩・・・ごめんなさい・・・
僕、勘違いしてたお・・・・」
138 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:48:47.48 ID:AYauZcup0
- そして病院
師範代「どけ!!どいてくれ!!!モナー!!!!!」
( ´∀`)「師範代・・・ごめんなさい・・・刺されちゃいましたモナ」
( ^ω^)「師範代・・・??」
師範代はモナー先輩の葬式のとき
師範代「あのバカがナイフで殺されて、うちの道場の顔に泥を塗りやがったんだ
そこでお前が暴れてみろ。マスコミがさらに騒ぎ出す。」
って言っていた。
モナー先輩のことよりも道場経営が大事なんだって思った。
でも
139 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:49:31.96 ID:AYauZcup0
- 師範代「お前のことだ・・・ブーンのとき見たいにまたいらねー勧誘
したんだろ!!!]
( ´∀`)「すいません、勧誘したけど刺されましたモナ・・・・」
師範代「バカ野朗!!!うちはそんな経営困難じゃねーー!!!
いらないことするな!!!!!!」
( ´∀`)「でも・・・あげたかったんだモナ
空手という居場所を・・・グフ」
師範代「どうした・・・モナー!!!?」
ティンティンティンティン ピーーーン
先生「ご臨終です」
師範代「嘘だろ・・・起きろよモナー!!!!!」
( ´∀`)「・・・・・・・」
師範代「モナー!!!!飛鳥先生みたになりたいんだろ!!!!バカ野朗!!
こんなところで死んでどうすんだよ!!!なぁ?」
師範代「なぁ、モナー・・・なんとか言ってくれよ・・・モナー・・・」
140 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:51:50.92 ID:AYauZcup0
- ( ;ω;)「師範代・・・ごめんなさい。
僕はモナー先輩も師範代も勘違いしてたお」
( ;ω;)「そして・・・空手にも・・・ウウゥ・・」
安西先生「ようやく気がつきましたか」
世界が光に覆われた。
( ;ω;)「先輩・・・ごめんなさい!!先輩!!!」
**************************************
142 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:53:32.47 ID:AYauZcup0
- 道、僕が迷い続けた道に戻ってきた。
安西先生「さぁ、君は迎えにいかなくては行けないね」
( ^ω^)「はい、安西先生・・・」
道の先に僕がいる。
弱い部分の僕。純粋に強さを求める、もう一人の僕を迎えにいかなくちゃ行けない。
144 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:54:51.13 ID:AYauZcup0
- (;ω; )「僕は弱いお・・・だから空手がしたい!!」
( ^ω^)「ごめんね、いままで置いてきて」
「僕たちは両方が、かけがえのない自分」
僕はもうひとりの僕をギュっと強く抱きしめた。
もう、離さない。ごめんね、弱い僕。
_____
,. ‐''三ヾ´彡シ,=`丶、
/'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
//.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
/〃彡_彡′,.=、 ̄ ̄ ,.=、 |ミ:〉
'y=、、:f´===tr==、.___,. ==、._ゞ{
{´yヘl'′ | /⌒l′ |`Y}
゙、ゝ) `''''ツ_ _;`ー‐'゙:::::l{
. ヽ.__ ,ィnmmm、 .:::|! 何回転んでも何回迷っても
,.ィ'´ト.´ ´`"`"`゙″ .::::;' いいんですよ
イ´::ノ|::::l \ "' :::/
::::::::::::|:::::l ヽ、 ..:: .:::/.、
:::::: ::: |:::::ヽ ヽ、.......::::/..:::/!\\
::::::::::: |::::::::ヽ ``''‐--ァt''′ |!:::ヽ:::\
:::::::::::::|::::::::::::ヽ、 /i|iト、 |l:::::::ヽ:::::\
:::::::::::::|::::::::::::::/:ヽ、 ∧|i|i|i|〉. ||::::::::::ヽ:::::::\
( ^ω^)「あ・・・安西先生・・・ぼ、僕・・・」
安西先生「?」
145 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/06(土) 22:56:06.70 ID:AYauZcup0
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄\llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll/ ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii|iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii| し 空 |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
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;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:.!;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;| い 手 |:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:;;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|l;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:| で が |;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;::;::;::;::;::;::;::;::;:__O__;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::| す .|;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;::;
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161 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:02:44.23 ID:/stwaSsi0
- (メメメ´ω`)「ん・・・安西先生・・・」
<丶`―´>「ふむ、やはりまだ立つ元気があったかニダ」
ツンがニダー共に羽交い締めにされていた。
ξ゚听)ξ「・・・・・・」
ツンは涙目だったけど、なかば諦めた表情だった。
<丶`≧´>「ウリナラマンセー!!大人しく服を脱いでフェラするニダ」
<丶゚∀゚ >「にひゃひゃひゃひゃひゃ」
<丶`―´>「まだ間に合うニダ。助けたくないかニダ?」
そうだ、僕はツンを守らなくちゃいけない・・・
( ´∀`)「ブーンに守ってほしいモナ」
僕が守らなくちゃいけないんだ・・・。
162 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:03:38.06 ID:/stwaSsi0
- (メメメ´ω`)「ぬおおおおおおお!!」
ドガ!!バシ!!シュ!シュ!!
<丶`―´>「げふ!ようやく攻撃してきたニダww」
(メメメ´ω`)「いくお!!」
上段突きを連打した
しかし
ジュジュジュシュ
(メメメ´ω`)(なんて軽いフットワークだお・・・
さすがテコンドー日本一)
<丶`―´>「ニダー!!!」
ニダー大尉のローキックが僕の太ももに激痛をもたらした。
<丶`―´>「ニダニダニダ!!!」
ドゥガ!ヅゥダ!ヅゥガ!!
(メメメ´ω`)「ゲフグフ!!」
(メメメ´ω`)(足が動かないお・・・)
<丶`―´>「もう終わりにするニダ」
ドガバシ!ヅガアア!!!!!!ドガアアアア!!!
(メメメ´ω`)「グフゥウウウウ!!!」
(メメメ´ω`)「足が・・・もうだめだお」
163 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:04:40.85 ID:/stwaSsi0
- 僕は諦めかけた・・・そのとき
僕の脳裏にあの人が出てきた。
lllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllllllllllllll/ ̄ ̄ヽlllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllllllll / ヽllllllllllllllllllllllllllllllllllllll
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii 試 そ あ .iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
iiiiiiiiiiiiiiiiiiiii| 合 こ き |iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 終 で ら |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;| 了 め |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| だ .た |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| よ ら |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、 /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:. :. :. :. :. :. :. :. ‐‐--‐‐':. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ,.‐- 、 : : : :
廴ミノ
///¨' 、
y':;:;:;:/⌒i!
J:;:;:;:;};:;:/;},
;il||||li' t`'---‐';:;:;:l
,.r'"''、,┘ 7;:;:;:;:;:;:;:;「
ノ4 (⌒i .}:;:;:;:;:;:;;/
/..,__彡{, | `i:;:;:;:;:;}
( .ミi!} l、 .」:;:;:丿
クュ二二`Lっ) `==='
(メメメ´ω`)「安西先生・・・」
<丶`―´>「・・・・?」
164 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:05:35.70 ID:/stwaSsi0
- (メメメ´ω`)「ぬおおおおおおおおおおお!!!!!」
ゲシ!!!!!!!!!!!
<丶`―´>「ゲフゥーーー!!」
僕の拳がニダー大尉の人中(口の上らへんの急所)にあたった。
バタ!
(メメメ´ω`)「お、押忍!!!」
僕はモナー先輩や安西先生に向かって
下段受け(空手家が相手を倒した時に良くする受け)をした。
(メメメ´ω`)「モナー先輩・・・安西先生・・・見ててくましたかお」
165 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:06:52.58 ID:/stwaSsi0
- <丶`≧´>「さぁフェラをするニダ」
ξ゚听)ξ「く・・・」
( ^ω^)「それまでだお!!!!!!!!!!」
<丶`∀´> 「大尉がやららたのかニダ!!??」
<丶゚∀゚ >「にひゃひゃひゃひゃ」
ξ゚听)ξ「ブーン・・・・!」
⊂二二( ^ω^)二二⊃ブーン
ドゲ!!バシ!!!ドガア!!!ズーシャアアン!!
ニダー達を半殺しにして表のゴミ捨て場に捨てた。
166 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:07:38.46 ID:/stwaSsi0
- ( ^ω^)「大丈夫かお・・・?」
ξ゚听)ξ「余計なお世話よ、助けてなんて言ってないでしょう」
(;^ω^)「うはwwwなんかセツナス」
ξ゚听)ξ「で、でも、ありがとう」
( ^ω^)「先輩に頼まれたんだお・・・」
ξ゚听)ξ「え・・・・」
( ^ω^)「モナー先輩に妹を守ってくれって頼まれたんだお」
ξ゚听)ξ「お兄ちゃんが・・・」
167 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:08:35.39 ID:/stwaSsi0
- ξ゚听)ξ「決めた」
( ^ω^)「何をだお?」
ξ///)ξ「私、ブーンについていく!!」
( ^ω^)「!!!!!!!!」
ξ゚听)ξ「か、勘違いしないでよ!!お兄ちゃんの言うとうりにするだけなんだから!!」
( ^ω^)「それは・・・できないお・・・」
ξ゚听)ξ「え・・・・なんでよ?守ってくれるんじゃなかったの!!」
( ^ω^)「守りたいお・・・でも、僕は決めたんだお!!!
モナー先輩の空手の神様への恩返しを僕はするんだお!!!
だからこれから武者修行の旅に出るお!!!」
ξ゚听)ξ「私も行くわ。それでいいでしょ?」
168 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:09:45.42 ID:/stwaSsi0
- ( ^ω^)「それは出来ないお。女が一緒の修行なんてできないお!!」
ξ゚听)ξ「ば、バカ!!!空手でも修行でもやってればいいじゃない!!!」
( ^ω^)「ツン・・・」
ξ゚听)ξ「出てってよ!!!さっさと出てってよ!!!」
( ^ω^)「わかったお、でもこれだけは言わせてくれお」
( ^ω^)「空手の神様に恩返しが出来たら、必ず迎えにいくお」
ξ゚听)ξ「・・・・」
僕はツンの家から出て行った。
もう朝だった。
( ^ω^)(長い一日だったお)
169 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:10:25.40 ID:/stwaSsi0
- ξ;凵G)ξ「私の気持ちも知らないで・・・バカバカバカ!!!」
ξ;凵G)ξ(お兄ちゃん・・・私、どうしたらいいのお兄ちゃん・・・)
ツンは空を見てめる。
綺麗な朝日が出ていた。
優しかった兄の記憶、忘れられない大切な記憶
( ´∀`)「空手の神様に恩返しがしたいモナ」
ξ゚听)ξ「お兄ちゃん・・・」
170 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:11:29.39 ID:/stwaSsi0
- ( ^ω^)(空手衣がないけどしかたないお・・・)
僕はモナー先輩が死んだ時、空手着を捨ててしまった。
( ^ω^)「まあいいか、そろそろ行くお」
ξ゚听)ξ「待って!!」
( ^ω^)「ツ、ツン!!どうしたんだお?」
ξ゚听)ξ「これ、持って行って」
( ^ω^)「これは・・・」
ツンが差し出したのはモナー先輩の空手着だった。
ξ゚听)ξ「お兄ちゃんの形見、ブーンにあげる」
( ^ω^)「そんな大事なもの貰っていいのかお!!?」
ξ゚听)ξ「お兄ちゃんも、そのほうが喜んでくれると思う・・・」
( ^ω^)「ツン・・・」
ξ゚听)ξ「ねえ、ブーン」
( ^ω^)「なんだお」
ξ///)ξ「もどってきてよ」
( ^ω^)「絶対戻ってくるお!!約束するお!!!」
ξ゚听)ξ「べ、別にあんたがいなくてもいくらだって男はいるんだから!!」
171 :バンプ厨毒 ◆QC1BM8mLPY :2006/05/07(日) 01:12:35.76 ID:/stwaSsi0
- ツンはそういって僕の前に去っていった。
ツンの目には少しばかし涙が溜まっていた。
僕は一人じゃないんだ。
僕には、居場所もある。帰ってくる場所もある。
僕は、やっぱり幸せなんだ。
( ^ω^)「とりあえず山に篭って修行だお!!!」
僕の修行は始まった。空手の神様への恩返しをするために。
ξ;凵G)ξ「戻ってこなかったら許さないんだから
許さないんだから・・・・」
( ^ω^)ブーンは空手家だったようです 第壱章 完
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