1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 16:51:26.43 ID:tqs9n1p0O
ξ゚ ゚)ξ最近、ぶーんと一緒に居ても楽しくないなぁ・・・
ツンとぶーんは付き合い始めて4年。同棲して3年になる。
マンネリからか、お互い干渉もしなくなり、何事もない毎日を送っている。
( ^ω^)ツンただいまだおー
ξ゚ ゚)ξあ、おかえりー早かったんだね。
( ^ω^)早くて嬉しいのかお?www
ξ゚ ゚)ξ別にっっ。(ご飯作るのめんどくさいなぁ)
ぶーんの為に料理を作る事すら煩わしくなってきている。昔はよく凝った料理を披露したり、
本を見ながら作ったりしたものだ。
いつから?
どうして?
お互い疑問に持ちつつも、問い掛けることも、答えを出す事もなかった。

 
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 16:54:08.93 ID:tqs9n1p0O
( ^ω^)うはwwwやっぱりツンの作った飯はテラウマスwww
ξ///)ξべっ別にあんたの為じゃなく、自分が食べたいから作っただけよ!!
時にはこんな他愛のないない冗談を言ったりもする。
( ^ω^)ごちそうさまだお


食器すら片付けなくなったね。
( ^ω^)ツン、爪楊枝は?


当たり前の用にツンを使う。
ξ゚ ゚)ξ・・・・はいはい!!
片付けないぶーんの食器と自分の食器をキッチンに運び、爪楊枝をぶーんに渡す。
薄暗いキッチンの中、ツンは冷たい水で食器を洗う。
リビングからはバラエティー番組の音と、ぶーんの笑い声。
いつから?
どうして?
もうそんな気持ちすら持てないのか、諦めたようにツンは溜息をつく。

 
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 16:55:57.70 ID:tqs9n1p0O
ツンはもちろんぶーんを愛している。
ぶーんもきっとそうだろう。
長い間、一緒に毎日を過ごし馴れ合ってしまっている。
恋人なのに、空気の様な、当たり前に居る家族みたいな存在。
そのせいで愛しているという感覚が失われている。
ξ゚ ゚)ξ(二人の関係を修復しなきゃね)
ξ゚ ゚)ξぶーん、お風呂入るけど一緒に入る?
( ^ω^)まだいいお。テレビ見終わったら入るお
ξ゚ ゚)ξそんな事言って、見終わる頃には眠いからお風呂入らないって言うじゃない!
( ^ω^)大丈夫だお!先に入ってこいお!
ξ゚ ゚)ξ・・・あっそう!知らないからねっ!
ツンは、ぶーんがそう言って入った試しがない事を分かっている。
苛立ちを押さえながらお風呂場へと向かう。
( ^ω^)こいつら馬鹿だおwwテラワロスwww
テレビを見ながら笑うぶーんの声が、ツンの浴びるシャワーの音で掻き消される。

 
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 17:05:17.87 ID:tqs9n1p0O
ξ゚听)ξはぁ・・・今日の溜息はこれで何回目だろう・・・
ツンは言いたい事も言えずにぶーんに対して我慢をしている。
そんな所に嫌気をさしていることはツンも分かっている。
言いたい事はきちんと伝えなければ。
でも、口論になる位なら我慢していた方がいい。
自分に対しての嫌悪感とぶーんに対しての煩わしさが入り交じりながら、ツンはお風呂を出た。
ξ゚听)ξぶーん、お風呂入りなよ。
( ^ω^)もーめんどくさいお。明日の朝入るから早めに起こしてくれお。
ξ゚听)ξ(・・・またか・・・)そんな事言っても、朝早く起きれないでしょ?
今のうちに入っちゃいなよ!
( ^ω^)あーもう!うるさいおっ!入ればいいんだお?ツンは口うるさくてうっとおしいお!

 
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 17:14:58.26 ID:tqs9n1p0O
仕事から疲れて帰って来て、ご飯を食べて、まったりテレビを見ているぶーんにとっては
お風呂は二の次なのだ。朝、早起きしてまでお風呂に入るなら今入って、朝ゆっくり寝かせたい。
そんなツンの気遣いも、ぶーんにとっては煩わしいだけだった。


−−−30分後−−−
( ^ω^)「ツン、出たお〜」
ξ゚ ゚)ξ「・・・うん、さっぱりした?」
ツンの目は赤く腫れていた。
( ^ω^)「ちょwwwツンごめんお!泣くなお!言い過ぎて悪かったお!」
ξ; ;)ξ「なっ泣いてなんかいないわよ!」
( ^ω^)「・・・わるかったお。こっちこいお・・」
また泣き出してしまったツンを抱きしめる。
( ^ω^)(またツンを泣かせてしまったお・・・本当僕は頭にくると抑えがきかないお・・・)


 
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 17:28:17.56 ID:tqs9n1p0O
−−−翌朝−−−
ジリリリリ!
そのまま、ブーンの胸の中で寝たツンは目覚ましの音に気付く。
ξ゚ ゚)ξ「ブーン!朝だよ!お風呂は!??」
( -ω-)「ん〜?まだ眠いお〜。今日はお風呂いいお。。。」
ξ゚ ゚)ξ「やっぱりこーなったか。じゃー私は準備するから、また起こすわね!」
毎回繰り返しの朝。
ブーンがすぐに起きない事も分かっているツンはとりあえず先に自分の準備を始めた。
ξ゚ ゚)ξ「ぶーん、起きて!!私仕事行くよ!」
その言葉をかけられると必ずブーンは起きる。
( ^ω^)[ガバッ!]「まずいおっ!遅刻してしまうお!」
バタバタと準備を始めるブーンに
ξ゚ ゚)ξ「じゃあ、行ってきます。」
( ^ω^)「うぃ。気をつけていくんだお。僕もすぐ仕事行くお。」


 
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 17:31:20.31 ID:tqs9n1p0O
( ^ω^)「ふぃー。やっと昼休みだお。疲れたお。」
(´・ω・`)「お疲れ!ブーンは今日も買い弁か?」
('A`)「寂しい奴だな。」
(#^ω^)「ツンが最近作ってくれないんだお!ツンは最近ぐうたらしすぎだお!
ショボンは優しい奥さんいるからいいお!でも相手すら居ないドクオには言われたくないおっ!」
('A`)「うっ、うるせーよ!俺にだって1人や2人・・・」
(´・ω・`)「これ以上自分の首をしめるな。」
('A`)「・・・」
3人は職場の同僚で、よく一緒に昼休みを過ごす。
食後のコーヒーと煙草に火をつけ、ショボンが口を開く。
(´・ω・`)「ブーン、俺の所は嫁さんが専業主婦だからいいけど、お前らは共働きだろ?」
( ^ω^)「そうだけど、僕の仕事の方が忙しいし、疲れるんだお!」
(´・ω・`)「共働きで支払いも折半で、家事はツンちゃんだけに押し付けるのか?」
( ^ω^)「やろうと思ってても、疲れて体が動かないんだお。」
(´・ω・`)「疲れて帰ってくるのはツンちゃんも同じだろ?ツンちゃんには帰ってからも休む時間はないぞ。」
( ^ω^)「・・・手伝いたい気持ちはあるお・・・」
('A`)「気持ちだけじゃ駄目なんだよ。俺がツンちゃんだったら即別れてるな。」
(#^ω^)「ちょwwwだからドクオには言わ(ry」
(´・ω・`)「ドクオが言うから納得いかないだけで、ドクオの意見だけに関して俺は賛成だ」
('A`)( ^ω^)「・・・」

 
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 17:40:46.52 ID:tqs9n1p0O
−−−その夜−−−
( ^ω^)(僕はやっぱりツンに頼りすぎなのかお?)
ブーンより二歳年上のツンに、甘えてしまっているのが現状なのは重々分かっている。
ブーンも素直に気持ちを言えない性格の為、キツくあたってしまう事もある。
( ^ω^)(今日はツンに優しくするお)
( ^ω^)「ツンただいまだおー」
ξ゚ ゚)ξ「おかえりー!お疲れ様!」
リビングに入ると、冷えたビールとグラス。そしてつまみが置いてあった。
( ^ω^)「ツン、僕が帰ってくるのわかるのかお?」
ξ゚ ゚)ξ「車の音と階段の足音でわかるよw」
( ^ω^)「・・・ありがとうだお」
今夜は、ぶーんもツンも穏やかだった。
相変わらず、ぶーんはテレビを見て笑いほうけてるが、ツンも笑顔だった。
( ^ω^)(明日は日曜だし、夜更かしもできるお。今夜はツンとセクロスするお)
ξ゚ ゚)ξ「はい、爪楊枝。今夜はお風呂入る?」
( ^ω^)「うぃ。今夜は入るから、セクロスするお!」
ξ///)ξ「!!わかったわよ!じゃあさっさとお風呂入るわよ!」


 
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 17:46:34.42 ID:tqs9n1p0O
二人でお風呂に入る時は、ツンがブーンの体を洗う事が決まっていた。
( ^ω^)「ツン、僕の硬くなったこれもきちんと洗うんだお」
ξ///)ξ「はいはい!いちいち言わないでよ!」
( ^ω^)「うはw気持ちいいおwツンのおっぱいも綺麗にしなきゃだお」
優しくツンの胸を洗う。直接手にボディ−ソープをつけ、ゆっくり細かく手を滑らせる。
ツンの乳首を軽くつまみ、
( ^ω^)「ツンはすぐ硬くなるお。このまま口に含みたいお」
ξ///)ξ「ホント触りすぎ!!」
ツンは早々とお風呂を後にした。ブーンも続いてお風呂を出る。
二人は寝室へと向かい、布団の中に入る。
先程のお風呂の中で悪戯に触りあってた時とは違い、優しいキスから始まった。
ブーンは優しくツンの頭を撫で、頬を触る。
( ^ω^)「ツン、かわいいお」
ゆっくりパジャマのボタンを外し、ツンに愛撫をする。
ツンも右手はブーンの頭を撫で、左手でぶーんの硬くなったモノを触る
( ^ω^)「ツン・・・入れてもいいかお?」
ξ///)ξ「ん・・・いいよ・・・」

 
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 17:57:35.45 ID:tqs9n1p0O
ツンの中にブーンの硬くなったモノが入ってくる
入ってくる瞬間がツンは好きだった。
ゆっくりと、優しく、大切な物を扱うように、そっと入ってくる。
ブーンが仰向けになっているツンの上で激しく腰を振る。
ツンは下からブーンを見上げている。
ブーンは愛おしそうな、せつなそうな顔をしてツンを見る。
ξ゚ ゚)ξ「ブーン・・・好きよ・・・」
( ^ω^)「僕もだお!!ツン、イキそうだお!!!」
ブーンは、ツンのお腹に出し、果てた。
そっとお腹に溜まったモノを拭き取り、ツンを抱きしめる。
( ^ω^)「はぁぁーテラキモチヨスww」
煙草に火をつけ、ツンの頭を撫でる。
ブーンはセックスをした後、煙草を吸い、テレビを見るのが当たり前になっている。
ツンも最初は「終わってすぐそれ!?」などと怒っていたが、
今はもう、諦めてしまったのか何も言わず、一緒にテレビを見ている。
ξ゚ ゚)ξ「明日だけど、どぉする?月曜も祝日でニ連休だけど。」
( ^ω^)「あーうん。どうするお??」
相変わらずテレビを見ている時のブーンは気の無い返事をする。
ξ゚ ゚)ξ「もうっ!ちゃんと聞いてる?」
( ^ω^)「聞いてるお。こいつらテラワロスwww」
−−−プチン−−−
テレビが消えた。


 
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 18:17:18.58 ID:tqs9n1p0O
(#^ω^)「ツン何するんだお!」
ξ゚ ゚)ξ「人の話聞きなさいよっ!どーせ明日昼過ぎまで寝て、どこにも連れてってくれないんでしょ!」
(#^ω^)「そんな事言ってないおっ!いい加減にしろおっ!」
−−−プチっ−−−
ξ゚ ゚)ξ「はい、テレビつけたよ。好きなだけ見なよ。」
ツンはテレビの電源を入れ、そっぽ向いて寝ようとした。
(#^ω^)「ツン・・・こっち向けお」
ξ ξ「・・・」
(##^ω^)「ツンっっ!!」
力強くツンの肩を掴み、引き寄せる。
ξ ゚)ξ「痛いっ!無理矢理しないでよっ!」
(#^ω^)「ツンは何がしたいんだおっ!?」
ξ゚ ゚)ξ「何って!会話がしたいだけじゃない!!」
(#^ω^)「こっちは疲れてるし、仕事の事で頭いっぱいなんだおっ!
他の事考えてる余裕なんてないんだお!!!」
ブーンの怒声が響く。


 
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 20:07:16.92 ID:tqs9n1p0O
ξ゚ ゚)ξ(この人は・・何を言ってるんだろう?テレビやセックスをする時間はあって、私との会話は駄目なの・・・?)
( ^ω^)(しまったお・・・またやってしまった・・・でもしつこいツンが悪いんだお)
こんな些細なケンカばかり。仲直りするのも時間がかかるようになっている。
どうして?
いつから?
ξ゚ ゚)ξ(もー嫌っ!何も考えたくない!!)
沈黙が10分程続き、口を開けたのは・・・
ξ゚ ゚)ξ「ねぇ・・・」
( ^ω^)「・・・・・なんだお?」
ξ゚ ゚)ξ「もう・・・駄目かもしれない」
( ^ω^)「!!!僕とやってくのがかお?」
ξ; ;)ξ「・・・うん」
( ^ω^)「そっそんな事言うなお!ついカッとなって酷い事言ったのは謝るお!」
ξ; ;)ξ「それだけじゃないよ・・・自分の気持ちの問題かも・・・」
(;^ω^)「どうゆう事だお?」
ξ; ;)ξ「好きって気持ちだけじゃもう駄目みたい・・・」
ツンの言う事はブーンには理解出来なかった。
というよりも理解出来る状況ではなかった。
(;^ω^)「ツン本当にごめんお。この性格も直すから、そんな事言って欲しくないお・・・」
ξ; ;)ξ「・・・」
ツンは優しく頭を撫でられて、更に泣き崩れた。

 
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 20:16:51.84 ID:tqs9n1p0O
ξ; ;)ξ「もう、あんな事言わないで・・・私を蔑ろにしないで」
( ^ω^)「わかったお、ツンごめんお」
些細な理由で口論となり激しいケンカに変わる。
ツンも気性は荒い方で、口も達者だった。
人を煽るのが容赦なかった。
煽りに乗って、ブーンはよく喧嘩で手をあげていた。
カッとなったツンもそれに対して手をあげ返す。
しかし、いつしかツンは手を出さなくなった。
お互い手を出した所で何も解決しない。
ツンは煽る事はしても、ブーンがツンを殴った後は殴り返さず静かにその場に居るようになった。
そんなツンの姿があるからこそ、ブーンは自分の愚かさを知りツンに謝るのだ。
ツンはそこで許し、元の生活が繰り返されていく。
( ^ω^)「ツン・・・」
ξ゚ ゚)ξ「なぁに?」
( ^ω^)「何で殴ったりする僕を許すのかお?」
ξ゚ ゚)ξ「最近はそんな事ないじゃない」
( ^ω^)「今までの事だお。最近は喧嘩すらしてなかったお」
ξ゚ ゚)ξ「何でって言われても・・・私の口も悪いし、ブーンの事が好きだから・・・」
( ^ω^)「ツン・・ごめんお。ありがとうだお。」

 
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 20:24:17.66 ID:tqs9n1p0O
ツンがブーンの元を去らないのは、好きと言う気持ちがあるから。
しかし、今、この状況の中好きだけじゃ駄目だというツンの心がある。
それでもツンはまだ修復出来る。修復しなきゃと考えている。

−−−翌朝−−−
目の腫れたツンが目を覚ます。
ξ゚ ゚)ξ「・・・あれ?ブーン起きてるの?」
( ^ω^)「たまには早起きもするおw」
ツンにおはようのキスをし、ツンを抱きかかえ起こす。
( ^ω^)「今日は早く帰ってくるお」
ξ゚ ゚)ξ「期待しないで待ってるよw」
ツンは昨夜の事は忘れたかの様に、冗談を言う。
そんなツンを見てブーンは
( ^ω^)「ツン、昨日はごめんお。」
小さな子供の様に言いづらそうに謝るブーンを優しく撫でる。
ξ゚ ゚)ξ「いいよw仕事いってらっしゃい。気をつけてね。」


 
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 20:35:55.80 ID:tqs9n1p0O
−−−その日の昼休み−−−
J゚◇゚)し「またブーンとケンカぁ!?」
ξ゚ ゚)ξ「うん・・・本当嫌になるよ。」
ツンは同僚に相談?・・・愚痴を言っていた。
ξ゚ ゚)ξ「好きだから一緒に居るけど、結婚を考えると、やっぱり合わないのかな・・・」
ポツリとツンが呟く。その言葉に同僚が言う。
J゚◇゚)し「ねぇ、ツンはブーンに求め過ぎてない?ああして欲しい、こうして欲しいってさ。」
ξ゚ ゚)ξ「・・・」
J゚◇゚)し「ツンの理想も分かるけど、ブーンはまだ23歳だよ?結婚なんて重過ぎるよ」
ξ゚ ゚)ξ「・・・そうなのかな?私はいつか結婚って考えながら付き合ってたけど・・・」
J゚◇゚)し「でも、暴力振るう男は駄目よ。女に暴力振るう男は子供にも振るうよ。」
ξ゚ ゚)ξ「でも、それは私が煽る言い方するから、我慢出来ないんだよ」
J゚◇゚)し「どんな理由にせよ、暴力は繰り返しあるからね」

 
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 22:52:47.18 ID:tqs9n1p0O
暴力は確かにある・・・
ブーンがいつの日か言っていた。
( ^ω^)「僕は女に手をあげたのはツンが初めてだお」
そんな風に言われると、自分に過失があるのではないかと思ってしまう。
ブーンが暴力を振るうのは私のせい・・・
ツンはそう思う様になっていた・・・
だからブーンに暴力を振るわれても別れるという理由にならなくなっていた。
ξ゚ ゚)ξ「私がもうちょっとしっかりして、ブーンを受け止めなきゃ」
今、ツンの心の中では、冷め始めた気持ちとそれを修復したい気持ちで別れている。
そんな状況で決定的な事件が起こるのに時間はかからなかった。

 
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 23:18:36.64 ID:tqs9n1p0O
次の週末、ブーンの友達の結婚式がある。
その前日の朝・・・
ξ゚ ゚)ξ「ついに、あの二人も結婚かぁ」
( ^ω^)「僕達も、もーすこししたらするおww」
ξ゚ ゚)ξ「そんな事言って、まだまだする気ないでしょ!お金だってないし・・・」
( ^ω^)「きっ気の持ちようだお!僕はいつも考えてるお!」
本当は、本当にブーンはそう考えてたのかもしれない。
ツンは、いつもの事だ。と、軽く流して仕事へ向かった。


( ^ω^)「・・・ホントに結婚したいんだお・・・」

 
1071 ◆skcwroJcQk :2006/05/17(水) 23:22:20.13 ID:tqs9n1p0O
1ですが、PCへ移ります。

 
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/05/17(水) 23:38:45.39 ID:noC/atLW0
( ^ω^)「やっと、昼休憩だお!!疲れたお!!」
(´・ω・`)「ホント、昼だけ元気だな。」
( ^ω^)「そーでもないお・・・僕にも色々あるお・・」
('A`)「何だよ?言ってみろよ!!」
( ^ω^)「ドクオにかお??ドクオに言った所で、何の解決にもならないお・・・」
('A`)「どーゆう意味だよ!!」
(´・ω・`)「それは一理あるな・・・でも、どんしたんだ?」
( ^ω^)「・・・ツンに手をあげてしまうんだお。イラついてる時なんて、
理性とんで抑えきれないんだお・・・」
(´・ω・`)「暴力??それは、いかんだろう。男と女は力も違うし、女は守って
やらなきゃいかんだろ??」
( ^ω^)「僕もそう思ってるお!でも、抑えきれないんだお・・・
でも、ツンは全力で殴り返してくるお。僕は、抑え切れないながらに、
力加減はしてるお。」
(´・ω・`)「そーゆう問題じゃないだろう。女に手をあげるのは、最低だ。」
('A`)「そうだぜ!二度とやるんじゃねーぞ!!」
(#^ω^)(何でドクオに言われると腹が立つんだお??でも・・・納得せざるおえないお・・・)

 
1111 ◆skcwroJcQk :2006/05/17(水) 23:51:45.53 ID:noC/atLW0
−−−友人、結婚式当日の夜−−−
ξ゚ ゚)ξ「花嫁さんきれいだったね。」
( ^ω^)「ツンもあれ以上にきれいななるお」
ξ゚ ゚)ξ「すごく幸せそうだったね・・・」
( ^ω^)「僕たちもいつかあんな風になるお」
取り留めのない会話が続き、やがて結婚式の余韻は消え、またいつもの夜へと変わった。
( ^ω^)「本当にこいつら、馬鹿だおwwww」
いつものようにテレビをつけ、笑うブーン。
ブーンの周りには、ブーンの洋服が脱ぎ捨ててある。
ξ゚ ゚)ξ(私には、ちょっとでも散らかすと怒鳴るくせに・・・)
ツンは、小さなため息をつきながらブーンの服を片付ける。
幸せな結婚式を挙げたカップルを見たせいか、ブーンと幸せに過ごしたい・・・
そんな気持ちがあり、あえてブーンに文句は言わなかった。

 
1131 ◆skcwroJcQk :2006/05/18(木) 00:02:32.60 ID:uOi/hfiY0
( ^ω^)「ツン、お風呂一緒に入るお。」
ブーンの好きなテレビが終わり、ツンを見つめながらそういった。
ξ゚ ゚)ξ「めずらしいじゃない。ブーンからお風呂の単語が出るなんて」
( ^ω^)「今日はゆっくりツンを抱きたいお・・・最近はご無沙汰で、ツンを満足させてなかったお」
ξ゚ ゚)ξ「そうしたら、ここじゃなくて、ホテル行きたいな・・・」
( ^ω^)(どうして、二人きりの家があるのに、ツンはホテルへ行きたがるんかお?
女ってのは、よく分からないお・・)
いつも過ごしている部屋で愛し合うのも大切だが、今のツンは新鮮な場所で、楽しく過ごして
愛を確かめあいたい。という気持ちが強いのだろう。
そんなツンのいつもと違う空気を読んで、ブーンはホテルへ行くのをOKした。

 
1161 ◆skcwroJcQk :2006/05/18(木) 00:13:22.27 ID:uOi/hfiY0
−−−HOTEL VIP−−−
ξ゚ ゚)ξ「広いねぇ!カラオケもあるし、PS3もあるよ!」
( ^ω^)(うひょー!!この部屋休憩で1万てwwwwセクロスするだけなのに、こんなにするんかお!?!?)
男と女の価値観の違いか、純粋なツンと下心だけのブーンの違いか分からないが、感想は全く別の物だった。
ξ゚ ゚)ξ「ねぇ!太鼓の変人やろうよ!」
無邪気に楽しむツンを見て、ブーンは下心ムンムンの下半身を抑え、笑った。
( ^ω^)「ツンは、リズム感もないし、ムキになるけど相手してやるお」





 
1181 ◆skcwroJcQk :2006/05/18(木) 00:27:07.91 ID:uOi/hfiY0
対戦してみると、やはりツンはことごとく負けている。ミスの嵐だった。
満足気にしているブーンを見ると悔しくて、もう一回・もう一回とねだるのだ。
( ^ω^)「ツン・・・何回やっても一緒だお」
ξ゚ ゚)ξ「もう!!なんでよ!!ちゃんと押してるのに!!」
コントロールボタンを押すたびに、ツンの小ぶりな胸や、弾力のある太ももが揺れる。
( ^ω^)「ツン・・・そろそろ・・・僕も我慢の限界があるお。」
ツンの「え・・?」という言葉もかき消され、ブーンはツンの唇にキスをする。
ゆっくりと、つんの口の中にブーンの舌が入り込む。
ブーンの指は、ツンの頬を撫で、滑りながらツンの首元へと向かう。
ツンは時折、体を震わせ息を荒くする。
ツンの息がブーンの耳にかかり、またブーンを刺激させる。
ブーンはツンの首に舌を這わせ、右手はツンの胸を触り、左手はツンの頭を撫でる。



 
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