121またんきと未来のブーン 編@ :2007/03/02(金) 17:39:40.70 ID:HzHvpWMHO

大会二日目。

朝がやってくる。
ブーンは家から出て、朝日を浴びていた。

( ^ω^)「うーん、今日も良い朝だお!」

ぐちゃ

( ^ω^)「ぐちゃ?」

ブーン、朝からうんこを踏む。

( ゜ω゜)「ふおおぉぉぉぉぉ!!!!」

驚いてたじろぐ。

ぐちゃ

( ^ω^)「ぐちゃ?」

ブーンがまた、うんこを踏む。

( ゜ω゜)「ふおおぉぉぉぉぉ!!!!」

一難去ってまた一難。
ぶっちゃけありえない。

(#^ω^)「こんなイタズラするヤツ決まってるお!またんき!!」
 

124 :またんきと未来のブーン 編@ :2007/03/02(金) 18:02:25.34 ID:HzHvpWMHO

怒りを込めてブーンがその名を呼んだ。

(・∀ ・)「バレた〜?」

(#^ω^)「まったくおまいというヤツはけしからんお!」

(・∀ ・)「ブーンがとろいんだよ〜」

(#^ω^)「なんだと!?うんこキック食らえお!」

なんだかんだいってじゃれあっている。
ブーンの前に現れたこの男の子の名前はまたんき。
向かいの家に住んでいる。ブーンとは親友だったりする。

ξ#゚听)ξ「朝からなにやってんのよ!」

(;^ω^)「ツン!?」

(・∀ ・)「や〜い!怒られた〜」

そう言って、またんきは家の中に入っていってしまった。

ξ゚听)ξ「あんたもあんたよ……あんな子に構うなんて」

( ^ω^)「またんきは母子家庭で、お母さんが忙しいんだお」

ξ#゚听)ξ「だからってねぇ……あんた大会に参加してるんでしょ!?
ちょっとは気を引き締めなさいよ!馬鹿!!」

ツンは少しだけ、心配だった。

125 :またんきと未来のブーン 編@ :2007/03/02(金) 18:03:30.91 ID:HzHvpWMHO

ξ゚听)ξ「あたしも大会に参加したわ。だからいつかあんたと戦うかもしれない。
で、でもあんたなんか秒殺なんだから!だから負けないように強くなりなさい!じゃ!」

そう言って、走っていってしまう。

( ^ω^)「わかってるお。ブーンはもっと強くなって、願いを叶えるんだお」

ツンとは反対の道へ、ブーンも行ってしまう。
そんな二人の一部始終を、カーテンの隙間からまたんきは見ていた。

(・∀ ・)「本当にあいつが世界を救ったご先祖の勇者様なのか〜?」

振り返ってまたんきが訊く。

( ・□・)「そうだよ!あの人が魔王デスフェスティバルを倒した伝説の勇者様さ!」

この少年の名はブーン。
遥か未来の世界の、ブーンの子孫である。



それは大会が始まる数日前のことだった。
またんきの家の庭に、謎の空間の歪みが現れ、その中から未来ブーンがやってきた。

 

127 :またんきと未来のブーン 編@ :2007/03/02(金) 18:14:04.81 ID:HzHvpWMHO

そして未来ブーンは、またんきに自分がこの時代に来たわけを説明したのだ。

( ・□・)「僕の時代では剣や魔法が盛んなんだけど、この世界は格闘で戦うんだろ?
なんかダサいね!そんなことより大変なんだ!僕はブーン!勇者だよ!
未来は魔王デスフェスティバルが力を取り戻して大変なことになっているんだ!
僕は魔王退治のために仲間と一緒に旅に出たんだけど、
使えない魔法使いのお爺さんのせいで海に落ちちゃって、
気絶していたら海の中で神様に出会ったんだ!神様は言った!
デスフェスティバルは完全には倒せていなかった。魔王はリリアと名を変えて、
世界を再び地獄の底に突き落とすであろう。君の息子が勇者になった時にはもう遅い。
だから君を過去に送り、君の先祖である伝説の勇者と共に、魔王を完全に倒してほしいと。
そういうことなんだ!だからご先祖様を見つけて、魔王デスフェスティバルを倒すんだ!」

長い。三行で説明しろ。

( ・□・)「僕ブーン。
僕の出ている元ネタと
今作は一切関係ありません」

把握。
……といった説明が、未来ブーンの口からなされた。

128 :またんきと未来のブーン 編@ :2007/03/02(金) 18:14:51.59 ID:HzHvpWMHO



(・∀ ・)「でもデスフェスティバルなんてヤツ、現れてもいないよ〜」

( ・□・)「それに関しては僕もさっぱりだよ」

そう。
この世界、そんな魔王など現れていなかった。

(・∀ ・)「とにかく仕方ないね。情報を探しに外へ出よう!」

( ・□・)「うん!」

二人は家を飛び出した。

(・∀ ・)(大会に参加できなかったけど、魔王が現れたら僕が倒してやる。
そうすれば願いを叶える権利だってきっともらえるはずだからね〜!
そうしたら、お母さんともっと一緒にいられようにするんだ……)

元気良く走るまたんきと未来ブーン。
掃除をしている老人の目の前を通り過ぎる。

(’e’)「今ふと思った。わし、魔法使いになるぞい」

 


 

130 :集う参加者達 編@ :2007/03/02(金) 18:25:14.03 ID:HzHvpWMHO

街は静かだった。
昨日の賑わいはもうどこにもない。

ξ゚听)ξ「不思議ね……大会期間中は、参加者でごった返しているはずなのに」

川 ゚ -゚)「そうだな」

周りを見回すクー。

川 ゚ -゚)(不要な者達の片付けは済んだとみて間違いないな)

m9从'ー'从「あれれ〜、こっちから人が来るよ〜」

渡辺さんが指をさす。
前方からやっている人影。
モナー達であった。

( ´∀`)「中心街に出てみたけど、全然参加者がいないモナー」

( ・∀・)「そうっスね」

|゜ノ ^∀^)「あれあれ?悪者、いないのかなぁ?」

段々、距離が縮まっていく。
モナー達も、ツン達に気付いた。

( ´∀`)「お前達、参加者かモナー?」

ξ゚听)ξ「そうよ。あんた達もそうみたいね」

131 :集う参加者達 編@ :2007/03/02(金) 18:26:28.99 ID:HzHvpWMHO

睨みあうモナーとツン。
出会えってしまえば、戦うことになる。
これは、大会の必然だ。

川 ゚ -゚)「待て。君はまだ昨日の戦いのダメージが残っている」

ξ゚听)ξ「でも、クーちゃん……」

川 ゚ ー゚)「ここは私がいこう」

ツンの前に、クーが出る。

( ・∀・)「ふん!モナーさんが出る幕じゃないっス。ここは俺が!」

从'ー'从「じゃあクーちゃんが出る幕じゃないから私が出るよ〜」

川;゚ -゚)「君な……」

ある意味モララーを馬鹿にするような発言である。
ツンとクーが下がり、渡辺さんがモララーの前に立つ。

从'ー'从「よろしくお願いしま〜す」

( ・∀・)「舐められたもんだな。ガキの使いじゃないんだよ!」

先手必勝とばかりに、モララーが殴りかかった。

132 :集う参加者達 編@ :2007/03/02(金) 18:37:03.65 ID:HzHvpWMHO

だが、

从'ー'从「あ、百円落ちてる〜」

しゃがんで百円を拾い、モララーのパンチをかわす渡辺さん。

从'ー'从「あ、さっき落とした自分の百円だった〜」

ゴンッ

(;・∀・)「おぶっ!?」

立ち上がった渡辺さんの頭が、モララーの顔面に直撃した。

从;'ー'从「いたぁい……ごめんなさ〜い」

(#・∀・)「て、てめっ……」

鼻を押さえるモララー。

从'ー'从「大丈夫ですか〜?はわわっ」

近付いた渡辺さんがつまずく。
そして、そのままモララーにタックルするような形になる。

(;・∀・)「ぐはっ!」

从;'ー'从「はわわわわわ……」

ξ゚听)ξ「凄いわ、渡辺さん。偶然だけど、確実にクリーンヒットしてる」

133 :集う参加者達 編@ :2007/03/02(金) 18:37:40.75 ID:HzHvpWMHO

川 ゚ -゚)「いや、偶然ではないさ。あれは彼女の持つ天性の才能。
それが彼女の意思によるものではないのが、少しだけ災難だったがな。
しかしそれは敵にとって、大きな脅威になる」

自分のペースに持ち込むことができないのはとても不利なことだ。
しかも、渡辺さん本人が意図としていないのが、余計にタチが悪い。

( ・∀・)「なら、これでどうだ!」

从;'ー'从「ひゃっ!?」

モララーが地面を蹴り上げた。
土埃が目潰しになり、渡辺さんの視界を一時的に奪う。

从;'ー'从「ふぇぇ……目がむずむずするよ〜」

( ・∀・)「はははは!今度こそ食らえッ!!」

ゴッ

(;・∀・)「もべっ!?」

134 :集う参加者達 編@ :2007/03/02(金) 18:39:08.60 ID:HzHvpWMHO

また殴ろうと近付いたモララーだったが、
目を擦っていた渡辺さんの肘が思い切り頬をえぐる。
不用意な接近は、簡単に渡辺ゾーンに引き込まれてしまう。

(;・∀・)「ぐっ……」

(;´∀`)「大丈夫かモナー!?」

(;・∀・)(こんなことをしている暇はないというのに……!!)

(;´∀`)「モララー!!」

(#・∀・)「うるせぇ黙ってろ!!」

(;´∀`)「モナ……?」

(;・∀・)「あ……いや、ここは一旦退きましょう」

( ´∀`)「悪者に背を向けるっていうのかモナー!?」

|゜ノ ^∀^)「モナー、大事の前の小事にこだわっては駄目よ」

( ´∀`)「モナ……」

モナー達が走り出す。
モララーはレーダーで何かの反応を確認した。

 

135 :集う参加者達 編@ :2007/03/02(金) 18:50:09.41 ID:HzHvpWMHO

川 ゚ -゚)「追うぞ」

ξ゚听)ξ「えっ?」

川 ゚ -゚)「戦闘を中断して逃げるのも手ではあるが……これは何かある」

姿が見えなくなる前に、クーはモナー達を追おうと駆けだした。

ξ;゚听)ξ「ちょっとクーちゃん!」

クーに続くツン。

从'ー'从「やっと目がスッキリした〜。
……あれれ〜?誰もいないよ〜?」

そして取り残される渡辺さんであった。

 


 

137 :集う参加者達 編A :2007/03/02(金) 19:02:24.70 ID:HzHvpWMHO

ツン達がいた場所からビル街を挟んだもう一つの場所に、彼等はいた。

(;'A`)「俺達はとことんついてないな……二回戦もトップ10入りした奴等かよ」

ドクオは冷や汗をかきながら、そう呟く。
渋澤達に雑魚を一掃された結果だ。
遭遇してしまったのは当然だったのかもしれない。

( ,,゚Д゚)「……」

黙ってブーン達を見ている男、その名はギコ。
負けるわけにはいかないという闘気が、ギコから滲み出ている。

( ^ω^)「昨日のあれで自信がついたお」

だがここで逃げるブーンではなかった。
両腕を両翼として、大きく広げる。
戦闘態勢に入ったのだ。

(#^ω^)「行くおおおおぉぉぉ!!!!」

叫び上げ、ブーンはダッシュで駆け出した。

138 :集う参加者達 編A :2007/03/02(金) 19:03:16.02 ID:HzHvpWMHO

元々鍛えられた上にスピードが加わった強固で鈍重な腕が、
一瞬にしてギコの懐に入り込む。
直撃すれば吹き飛ぶのは必至。

だが……

( ,,゚Д゚)「遅ぇゴルァ」(;^ω^)「!?」

目の前にすでにギコはいなかった。
そして、耳元で囁かれた死刑宣告のような言葉。

( ゜ω゜)「!?」

次の瞬間、ブーンは顔から、道路に叩きつけられた。
ブーンの頭を掴んでいるのは、もちろんギコである。

( ,,゚Д゚)「お前の願いはなんだゴルァ」

(;^ω^)「ね、願い……?」

( ,,゚Д゚)「お前の叶えたい願いはなんだゴルァ」

一方的な質問だった。
だが、ブーンは口を開く。

( ^ω^)「ブーンは空を飛びたいお」

( ,,゚Д゚)「空……?」

( ^ω^)「そうだお。ブーンの願いだお。ずっとずっと願ってた願いだお」

140 :集う参加者達 編A :2007/03/02(金) 19:14:04.98 ID:HzHvpWMHO

( ,,゚Д゚)「くだらねぇ願いだゴルァ」

(#゜ω゜)「……」

ブーンの体が震えだす。

(  ω )「くだらねぇとはなんだお……」

( ,,゚Д゚)「あぁ?」

(  ω )「くだらねぇとはなんだと訊いているんだお」

( ,,゚Д゚)「! こいつ……」

抵抗できないほどの力で押しつけていたはずのブーンが、ギコの力に反発している。
それはすぐにでも、逆転されてしまいそうだった。

(#゜ω゜)「願いにでっかいもちっちゃいもないお!!
人の願いを馬鹿にする奴の願いも、同じぐらいくだらねぇお!!」

( ,,#゚Д゚)「テメェ、つけあがるなゴルァ!」

(#゜ω゜)「そう言われたくねぇなら、今すぐ取り消せおぉぉぉ!!」

ギコの力を完全に押し返し、ブーンは起き上がった。
そしてありったけの力を拳に託し、ギコの腹に叩き込んだ。

141 :集う参加者達 編A :2007/03/02(金) 19:15:28.59 ID:HzHvpWMHO

( ,,;゚Д゚)「ぐはぁッッッ!!!!」

(#^ω^)「これがお前の馬鹿にした願いの重みだお」

よろめきながら、ギコはブーンを見る。

( ,,゚Д゚)「……悪かったゴルァ」

ギコが手を差し出す。

( ,,゚Д゚)「自分の願いのために人の願いを馬鹿にするなんてなゴルァ。
それがどれだけ愚かか、わからねぇわけじゃなかったはずなのになゴルァ。
この勝負、完全に俺の敗北だゴルァ」

( ^ω^)「わかってくれればいいんだお。
それにまだ、決着はついていないお!」

( ,,゚Д゚)「フッ……お前って奴はゴルァ」

二人は、熱い握手を交わした……!!

142 :集う参加者達 編A :2007/03/02(金) 19:16:18.12 ID:HzHvpWMHO

(;A;)(感動したぜ。これがジャンプ三大原則『努力』、『友情』、『勝利』!
これで掲載順位が後ろの方の打ち切り枠からはおさらばたぜ。
帰ってアンケートに『戦え!AAファイターズ!!』って書いて送んなきゃ!)

翌週……

(*'∀`)「買っちゃった。学校サボってジャンプ買っちゃった。
さ〜て、今週のAAファイターズはどんな展開なのかなぁ〜?」

ペラッ

『戦え!AAファイターズ!!』は作者取材のため休載させて頂きます。
とりあえず一年く・ら・い・は☆

(#'A`)「……」

 


 

143 :集う参加者達 編B :2007/03/02(金) 19:28:28.52 ID:HzHvpWMHO

ブーンとギコが握手を交わし、そして……
また戦うために間合いをとり始める。

(;'A`)「おいおい……まだ闘ろうってのかよ」

(*゚∀゚)「それが、熱い魂を持ったファイターの宿命……」

('A`)「え?」

(*゚∀゚)「なんてな!やれ、ギコさん!」

(#゚;;-゚)「……」

二人の戦いを見守る者達。
再び始まろうとしたバトル。

「待ちな!」

しかし、突然の乱入者の一言によって、それは遮られる。

( ・∀・)「遊びはここで終わりなんだぜ?」

( ^ω^)「な、なんだお……?」

|゜ノ ^∀^)「標的を確認」

( ・∀・)「よし、捕らえろ」

|゜ノ ^∀^)「了解」

144 :集う参加者達 編B :2007/03/02(金) 19:29:10.07 ID:HzHvpWMHO

先程のブーンよりも速い駿足で、レモナはブーンの背後に回った。
そして、ブーンを捕まえる。

(;^ω^)「なっ……何をするお……」

レモナの力は異常だった。
どんなにもがいても、びくともしない。
(;´∀`)「モララー、これはいったいなんだモナー……?」

( ・∀・)「奴は最凶最悪の悪人っス」

( ´∀`)「悪……?」

( ・∀・)「そうっス。捕らえて更正させるんス」

( ´∀`)「……そうかモナー。わかったモナー」

モナーはモララーと、レモナの元に向かった。

( ,,゚Д゚)「てめぇ等、人の戦いに水差すんじゃねぇゴルァ!」

( ・∀・)「戦い?どうせ叶えたい夢もくだらんお前達の戦いがどうだっていうんだ?」

( ,,#゚Д゚)「てめぇ……逝ってよし!!」

ギコの怒りが頂点に達する。

146 :集う参加者達 編B :2007/03/02(金) 19:40:26.03 ID:HzHvpWMHO

ξ;゚听)ξ「や、やっと追いついた……」

川 ゚ -゚)「これは……」

そんなところに現れた、ツンとクー。

ξ;゚听)ξ「ブ、ブーン!?」

(;^ω^)「ツ、ツン……」

思いがけない再会。

( ・∀・)「チッ……」

モララーは隠し持っていたあるものを地面に放った。
辺りに煙幕が立ち込める。
そして、煙が晴れた時には、既にモナー達もブーンもそこにはいなかった。

(;'A`)「ブーン……どうなってんだこりゃ……」

ξ;゚听)ξ「な、なんなのよ……」

( ,,;゚Д゚)「ゴルァ……」

状況が把握できない。

川 ゚ -゚)「渋澤!いるのだろう!」

クーがその者の名を呼ぶ。

148 :集う参加者達 編B :2007/03/02(金) 19:41:42.43 ID:HzHvpWMHO

( ,_ノ` )y━・~~~「バレてたか」

( ,,゚Д゚)「お前……」

( ,_ノ` )y━・~~~「昨日ぶりだな」

煙草を吹かしながら、渋澤が街路樹の陰から姿を現した。

ξ;゚听)ξ「クーちゃん、あなた何者なの?」

川 ゚ -゚)「すまないが、それは話せない。私も少し混乱しているんだ」

( ,_ノ` )y━・~~~「『中国』と『ハングル』の野郎共だ。
参加者を拉致して何かやらかそうとしているらしい」

川 ゚ -゚)「我々の目的とは異なるが、見過ごせないか……」

( ,_ノ` )y━・~~~「そういうことだ。追尾はぃょぅとアヒャがしている」

川 ゚ -゚)「どうするツン?奴等を追うとなると、参加証集めもできなくなるが……」

ξ゚听)ξ「ブーンが連れさらわれたのよ。あいつ……見つけだしてぼこってやる」

('A`)「ブーンとは同じチームの仲間だ。俺もついていかせてもらうぜ!」

149 :集う参加者達 編B :2007/03/02(金) 19:52:27.75 ID:HzHvpWMHO

( ,,;゚Д゚)「ゴルァ……」

(*゚∀゚)「迷うなら行こうぜ。馬鹿にされたままじゃ、あんただって嫌だろ?」

つーの言われても、ギコは迷っていた。
ギコはでぃを見る。

(#゚;;-゚)「……」

静かに、でぃは頷いた。

( ,,゚Д゚)「仕方ないゴルァ。手伝ってやるゴルァ」

初対面で、しかも参加証を奪い合うライバル同士だった者達。
だが、今は目の前の事態に、結束しようとしている。

151 :集う参加者達 編オマケ :2007/03/02(金) 20:05:05.55 ID:HzHvpWMHO

从;'ー'从「ふぇぇ〜、はぐれちゃったよ〜」

一人、街をさまよう渡辺さん。

(・∀ ・)「迷子〜?ダッサ〜」

( ・□・)「大丈夫ですか!?」

そこにやってきた二人の少年。

         ∧ ∧
        (*‘ω‘ *)  ゆーほっほ
      / ̄ ̄ ̄ ̄.\
       |) ○ ○ ○ (|
     /″        \
   /________.\
    ̄ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪ ∪  ̄  

(;><)「いい加減止まってください!」

(;<●><●>)「あれからずっと走り続けていたのはわかってます」

そしてちんぽっぽと愉快な仲間達。

この者達もまた、目の前の事態に、結束しようとしている……?

 

 

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